侏儒雑観
沖縄戦から61年です。 戦争は、無益ですね。 人類全体で見れば。 アレは国家間とか二つの敵対する組織間で行われるから、利益が出ているように見えるだけです。 搾取の関係ですからね。 もう一つ。 戦争を避けるには、戦術戦略に関する知識がもっと一般に広…
奈良の放火殺人の件に絡むのだけど。 優しくて真面目だから、きっちりその心の闇を、心の奥の方に仕舞って置けるんじゃないか。 その負の感情を押さえ込んで、奥に溜め込んでおけるから、表面上明るく振舞えるんじゃないか。 そして、臆病だからありのままで…
先頃、新潟県五泉市の小学校で児童が防火シャッターに首を挟まれた事故が発生したとのニュースで、学校の避難訓練に関してちょっと思い出したことがあります。 結局あの事故の原因は、誤作動ということになりそうです。 しかし、この記事では、その主要因と…
誰にせよ人は我慢する時自分を偽らざるを得ない。 我慢とは外部との関係において要求される反応である。 それによって、自分と外部を納得させねばならない。 内的には、自分の欲望を欺き、納得させる。 外的には、他者の視線を欺き、納得したかのように見せ…
「それってジコマンに過ぎないんじゃない?」 って、誰かが言う。 自己満足するのは間違いで、他人を満足させるのが正しい…そう、言いたげなこのセリフ。でもそれはおかしいだろう。 本人が満足していない仕事を、他人が受け取って心の底から喜べるだろうか…
「美しい景観を創る会」の「悪い景観100景」が朝日新聞(の恐らく夕刊)に取り上げられたようです。 「悪い景観100景」選定(朝日新聞) →http://www.asahi.com/life/update/0528/004.html 「悪い景観100景」そのものについてはこちら →http://www.uts…
KL2の縁で、こんなホームページに出会いました。 ↓ 日本全国スギダラケ倶楽部 杉問題に取り組んでるんですね。 花粉問題で悪役扱いされているんですけど、単に手入れがされてないからなんですよね。 原因は人間の側にあるのです。 似たような問題で、竹が拡…
昨日は、バイト先の伝手で福岡市五輪誘致拠点施設「オリンピックプラザ」の開設記念ワークショップに行って来ました。 第一部は、磯崎氏の整備案のプレゼンテーションを中心に、ゲストとしてお越し戴いたアスリートの意見を聞くなど、会場を中心としたお話が…
「全然+肯定文」について、日本語の乱れを嘆く文章を見るにつけ、ちょっと「そいつぁ、どうかな?」と疑問に思わずにいられません。 僕は、「全然大丈夫」の用法は間違っていないと思います。 「全然」は元来が「全く、悉く」を意味する語である点に注目す…
きっとどこかで既に言われている事。 昔、神話や昔話がある程度の音韻を持った詩文の形式で成り立っているのは、それ自身が捧げられたものであった事と同時に、それを記憶する上で、リズム―音楽性を記憶を引き出す手助けとしていたからに違いない。 つまり、…
昨日の夕刊(060508付)に興味深い記事が二つ並んで載っていたから、ネットにあるだろうと思って探してみた。 やっぱりあった。 まずコレ。 赤ちゃんの表情や行動、DVDで解説・東大グループ<日本経済新聞> 例えばこんな少子化対策。 中学生、高校生の時…
心の奥さえ透けて見えそうな、飾りの無い笑顔というものは、その人をとても美しく見せてくれる。 心からの笑顔というのは美醜を超えて価値のあるものだと思う。 笑顔が良い女性に対して、僕は「可愛い」という言葉を使う。 ちなみに、男なら「イイ奴」だ。 …
私見ですが、残業、撤廃しません? 無論、週休5日は堅守です。その上で残業を撤廃です。 サービス残業など以っての外です。法律で禁止します。 勿論、家に仕事を持ち帰るのも駄目です。 っていうか、情報漏洩が問題視される昨今、近々社内データは会社のメ…
大阪の姉妹殺害事件の公判が始まりました。 「母親を殺した時の興奮が忘れられず」というのが犯行の動機のひとつとなっているようで、非常に興味深い事件でした。 まず一つ気になったのは、遺族の記者会見。 父親は「(死刑にならなかったら、息子と)2人で…
岐阜県の女子中学生殺害事件が、男子高校生の逮捕・自白で終幕を迎えました。 またぞろ彼の心の闇を探る報道がなされるのでしょう。 そして、少年法や刑法の厳罰化が議論されるのでしょう。 しかし、それで良いんですかね?それでこれらの犯罪が無くなるんで…
メール問題で民主党は執行部が総退陣、永田議員も辞職だそうですね。 半月は遅過ぎます。むしろ有権者の心象としては最悪なのではないでしょうか。このタイミングならもう辞めない方が良かった。 政治の“表”に必要なのは潔さです。 間違えたら謝る。 否なら…
ふっと、法治国家には二段階あるような気がした。 盲目的に「法律は守らなければならないもの」という認識でいる国家と、 論理的に「法律は何故守らなければならないか」という意識を持っている国家、 この二種類である。 仮に、前者を“低次の法治国家”、後…
デンマークの新聞がムハンマドの姿を描いた風刺画を掲載したことに端を発した騒動がなかなか収まる気配を見せません。 発端は一つの風刺画であり、それに対してイスラム社会が当然の反発を示しました。偶像崇拝の禁止、神や預言者の図像を描く事は禁忌とされ…
「人口が減少しながら経済成長を遂げた国家は歴史上存在しない」 と言う人々が居て、 「だから、人口を増やす」或いは、「労働力として移民を受け入れる」 と言う人々が居る。 また、 「人口が減少すると暗い未来が訪れる」 というような発言を行う人が居る…
今夜のNHKスペシャルを見て、郷土愛について考えた。 長く住むと、土地に愛着が出てくる(土地とひと口に言っているが、そこに住む人も当然考慮に入れる)。 それが当たり前。 道路が雪に閉ざされても、あのお年召した方々が生まれ育った村を離れることが…
まちづくりという名のコミュニティ再生が各地で進んでいます。 「防災まちづくり」、「防犯まちづくり」、「景観まちづくり」、「観光まちづくり」・・・などなど。さまざまな分野からのアプローチで地域を住み良くしようという試みが各地で成され始めていて…
"To be, or not to be, that is the question."とは、シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場する希代の名言である。 通常は「生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ」と日本語訳されるこの一文。しかし、文脈においてその意味するところは判然とせず、こ…
ふっと見上げた時に、ジャンプして手が届くか届かないかくらいの高さの目標物を発見すると、反射的に飛びつこうとしてしまう。 そこではっとして踏みとどまれば良いけれど、そこで衝動に従ってジャンプしてしまうと胸ポケットから眼鏡やら携帯電話やらが飛び…
ユニバーサルデザインという言葉もかなり市民権を得てきて、当たり前に通じるようになってきました。 幼児から高齢者まで、健常者から障碍者まで、母語の如何に関わらず世界中の誰もが使いやすいデザイン。それはとても大切な思考だと思います。 ユニバーサ…
今年から人口が減り始めて官僚さんや議員連中はショックなんだってよ? 恒例の反応ね。笑止! ・・・あ。 高齢の反動で少子? なんて駄洒落てみたりして。 それくらい深刻な問題ですね、これは。 今の年金制度は若い人ほど負担に対する見返りが少なくなって…
なんか前に書いておいたんだけど、なぜかアップしてなかったのを今揚げます。 Yahoo!辞書に「新語探検」ってのがあります。 最近注目の言葉が紹介されていて結構面白いので、常にチェックしているんです。 Yahoo!Newsのトピックスの右上の方でひっそり更新さ…
何かものを考える時、その思考の速度の限界はどこにあるだろうか? 今、そして大抵の場合、僕は考えながら頭の中で音声を再生している。 これは自分の脳の中で反響させながら思考の内容を確認しているのであろう。 となるとこの時、思考の速度の限界は発声の…
自民党が自衛隊を“自衛軍”と改称の上で、軍隊として位置づけるとか検討しているようですね。 所々で議論が闘わされているのを見ます。 さて、どうなんでしょう? 素人考えですが、僕は軍隊として位置づける必要は無いと思いますけどね。 そもそも日本に軍隊…
小泉首相靖国参拝問題についてちょっと書きます。 8月に纏まらなかった終戦60周年記事のリベンジというか何と言うか・・・。 長いので「続きを読む」に格納します。 興味があったら・・・です。
日テレ。巨人戦が接戦で面白かったかも。中日は苦しすぎる。選挙と関係ない?ここでは見てないし。 フジ。“SENKYO WARS”=「面白くなけりゃテレビじゃない!」の選挙版。少なくとも報道とは区別しろ。分別が無い。世界柔道は面白かった。 テレ朝。ただでさえ…