“性教育”に思うこと/教育

昨日の夕刊(060508付)に興味深い記事が二つ並んで載っていたから、ネットにあるだろうと思って探してみた。

やっぱりあった。

まずコレ。

赤ちゃんの表情や行動、DVDで解説・東大グループ日本経済新聞

例えばこんな少子化対策

中学生、高校生の時に、子供の成長過程を見ておくのって大切だと思うのです。

男も女も両方ね。

とても有意義だと思います。

こういう研究できる大学の先生って素晴らしいです。

んで、一方で、こちらの記事。

クラミジア、性経験早いほど感染確率高まる・厚労省

同じく中高生対象ね。

中高生と言っても男も女もです。

性経験の意味を履き違えているヤツほど感染症のリスクも甘く見ているって事。

興味本位ってのもあるだろうけどね。だからこそ大人が先回りしておかないと。昔は今と違って、子育ての大変さを身近に感じる機会が多かったろうからなぁ。

防音とか効いて無いから隣の内の夜泣きが聞こえてきたりとかさ。

大体、“好き”ってそういうんじゃないと思うのだよ。古い人間かなぁ、僕は?(てか、いくつだお前)

体面より内面を大事にして欲しいと思います。

さて、二つとも中高生のいわゆる「保健の授業」に関わる話でした。

いえ、保健だけでなくて家庭科でも扱うべき話でした。

つまりね。

性教育って、性の教育をしようとするから難しいと思うのです。

性だと生々しいし。どこからどこまで、てか何から何まで教えたら良いかなんて中々わからない。

(中にはナニからナニまで教えてニュースになった不届き者もおりましたし)

なので、家族を教えるべきです。

みんな意外と他人の家族の事を知らないし、自分の家庭が普通なのか普通じゃないのか、よくわかっていない。

家族を作るということ、家族を守るということがどういうことか、考える授業が必要だと思います。

家庭では、家族の栄養を考えた料理が必要で、家族の健康を管理する保健が必要で、家計を守る社会的知識が必要で、それが保健と家庭だとおもうのです。

だから、「体育」のオマケに「保健」があるのは間違いで、「家庭」のオマケに「保健」があるのだと思います。

そして、「家庭」は「社会(現代社会)」と並んでとても重要な科目だと思います。

そういうのを教えるのに、中高生の「子供を抜け出して社会に目が行き始める時期」って凄く大事だと思うのです。