責任問題/政治

メール問題で民主党は執行部が総退陣、永田議員も辞職だそうですね。

半月は遅過ぎます。むしろ有権者の心象としては最悪なのではないでしょうか。このタイミングならもう辞めない方が良かった。

政治の“表”に必要なのは潔さです。

間違えたら謝る。

否なら断る。

是と見るや断固として譲らない。

そういうはきはきとした姿を表面に出さなくてはいけません。

例えば、上海総領事職員の自殺問題にからみ、阿倍官房長官は断乎とした態度を取っています。「外交的なポーズ」です。

本質的には、女性問題ごときで弱みを握られて自殺に追い込まれる方が、ちょっと外交に関わる者として覚悟が足りなかったと言うべきだとしても。

そういう風に、表を装う事は大事です。

マスメディアが発達してますから、こういう是々非々を明確にするのはかなり重要です。小泉自民もそれで成功しています。

曖昧な態度は拡大解釈を招き、百害あって一利無しです。

ま、フリーライターから送信されたメールなぞを、全面的に信用する程度の執行部ならばこのような末路を辿って当然、とも言えますけど。

民主党は人が居ないんですかね。こんなにへぼへぼでは10年かけても政権なんか取れっこないですよ。二大政党が聞いて呆れます。

奮起を願いたいです。