夢日記051220

■Dec.20/Tue-1

日が大分傾いている。

窓から指す光は橙色で、家の中に気だるい雰囲気を作り出している。

僕は今から外出するようだ。靴を履こうとしている。

そこへ大きな黒い揚羽蝶がひらり、ひらりと現れた。

その風景から黒く切り抜いたシルエットから尾を引くように、羽から毀れた微細な鱗粉が夕日に光って帯を成している。

その幻想的な情景に酔ったのだろうか?ふっ、と意識が途切れかけた。

傾く体。倒れそうになったところをぎりぎりで踏ん張る。

母が騒ぐ声が聞こえる。奇妙な霧が発生して倒れる人が続出しているというニュースがどうのこうのと・・・。

ぼんやりとした頭を右手で支えながら僕は歩いて家を出た。

熱帯の夜。椰子の木と淡いピンク色の霧。ここはマレーシアだ。

予定通り仲間と合流する。

一人は初めて見る顔だ、残りの二人はガンバ大阪の宮本と大黒だ。

ガンバの二人はこれからバンコクに行って試合をする。

初めて見る顔の男はマネージャーだった。

来るはずのバスが来ない。バスで町まで出る予定になっている。

しかし向こうに見える橋の上、なにやらトラックが数台止まって居るようだ。霧で遠目にはよく判らないので近付いてみる。

それは軍だった。

先程のニュースの症状が疫病の可能性もあるとして、出入りを禁止しているらしい。

事情は解ったが、ガンバの二人は試合があるので通してもらえないかと交渉する。

>珍しくサッカー選手が登場しています。

>今日は夢を二つ記憶しているのですが、片方は封印条件に引っかかりましたのでアップは一つです。