Condition Red/凹
論文戦線が非常に危険な状態に陥っているため、この度緊急警報が発令された。
そこで、情と知が共同戦線を張って事態に対応する事となった。
全く不本意極まりないが、それもこれも現体制では予測されたケースの一つに過ぎない。
これに関して、関係者として収拾を図るのは当然の義務と考える。
畢竟、自論の統一さえ成されていればこのような事態は起き得ないのであるが、実際、対立する二つが個人の独善的欲求と集団の中での義理的義務感の対立では内部での解決が困難なのは致し方無いのかも知れぬ。
何にせよ戦況は逼迫しているのであるから、一時対立を忘れて共同戦線を張るに異論は無い。
そもそも彼我が一致団結して事に向かうのはこれが初めてではないのだ。
しかし、無茶だがな。
この心理状態の時の欠点は、自惚れが強いことです。思考速度は速いんだけど、対外的にはあんまり。
さして強力なわけでもないですしね。ちょっとへっこまされるとすぐにひっこんで、僕はてんやわんやしてしまうんですよ。
バランス悪いなぁ。