3月末~4月初旬の補給物資/読書
購入
3/29 『AQUA』1,2
3/30 『ARIA』1,2
3/31『ONE PIECE』49
4/1 『ARIA』3~5
4/4 『ARIA』6~8
4/5 『ARIA』9~11
4/7 『BASTARD!』25
4/9 『2010年宇宙の旅』
4/10 『ARIA』12、『ファウンデーションと地球(下)』、『φは壊れたね』、『θは遊んでくれたよ』
読了
4/7 『ファウンデーションと地球(上)』
※漫画は即日。
ネカフェで読んだのがきっかけで『AQUA』と『ARIA』を購入。
重たいので分割して購入していたら、何が原因なのか分からないがあちこちで品薄になっていき、12巻だけ完結記念で栞が封入された赤いオビが付いたやつで買えなかった。
3つの会社のエースと新人と社長の計9種の栞がランダム封入されていたのだが、ARIAカンパニーの連中が鬼のように続出し、アテナさんとまぁ社長が手に入らず……ヨリニモヨッテ……orz
アリア社長×4とかどんだけー!?
……『AQUA』および『ARIA』は、
23世紀、水の星になり名前も『AQUA』と呼ばれるようになった火星。
既に地球では水没したヴェネチアから移設・復元されてできた水上都市ネオ・ヴェネチアを舞台に、観光業の花形・水先案内人―ウンディーネ―を目指して修行に励む少女たちを描いた作品です。
終盤、念願の職業に就くことによってそれまでの日常が失われること、そしてそれを乗り越える姿がよく描かれていて、とても味わい深い作品になっています。
『浪漫倶楽部』の頃は「不思議事件だー!」とか言っていたのに、作者の天野こずえさんも成長されたんだなぁと感慨に浸ってしまいました。
おススメ!
『BASTARD!』は20年目で25巻です。
「背徳の掟編最終節」とか書いてあったので何らかのケリが見れるかなと思ったらまるっきり中途半端だった。
……絵が上手くて、多分ほぼ一瞬一瞬を切り取って描けてしまうのだろうけれど、それでページが増えすぎてもそれは漫画としては低質と言わざるを得ない。漫画の醍醐味はシーンの取捨選択にあると思うのです。
はぁ……次巻からは中古で追っかけようと思います。
『ONE PIECE』も49巻。しんどい。ジャンプ本誌でようやくレッドラインに到達し、残りの旅程は半分。
……まだ半分残っていると考えるか、もう半分しかないと考えるかで成功するかしないかが決まるという話があったな。どっちかっていうと、前者。
『2010年宇宙の旅』は新品で買ったが、続編の『2061年宇宙の旅』と『3001年終局への旅』は中古で購入済み。
SFやミステリは出物が一気に出ることが多く、途中が抜けていたりタイミングを逃したりして歯抜けになることがある。どうしても読みたくなると新品で埋めることになるのだが、そうなるにはそれだけの価値が作品にあると感じられるからそうするのであって、なかなか実例は少ない。
『ファウンデーションと地球(下)』も同様に新品。
さて、文庫の刊行は最近始まったばかりの「Gシリーズ」、『Φは壊れたね』と『θは遊んでくれたよ』である。森博嗣作品はあまり中古が多くないのにこの出の早さは少し引っかかった。
直感的に「S&Mシリーズ」と「Vシリーズ」の出来が洗練されていたため、「Gシリーズ」は少し落ちるのではないかと思っていた。そこにこの出の早さである。がっかりしたくは無いが……。
新古書店は別に悪でもなんでもなく、出版業界が作り出した文庫ブームや新書ブーム、あるいは「○○賞」商法によって本の売れ行きそのものが肥大化した結果、従来の古書店では捌ききれない量の古書が出回り、そこに正常な市場原理が働いて新たな業界が生まれた。それは作家の利益を全く阻害していないし、むしろ利益に正の影響を与えていると思う。
しかし、この状況は長く続くまい。
ブックオフでは全国1500店舗を目指していると小うるさい店内放送で吹いていたが、出版不況が叫ばれる昨今において、インターネットによるマッチングで駅前などの旗艦店に来てもらって受け渡しするシステムとかの集約に力入れたほうがいいと思うぞ。マジで。
ま、最終的には2年位前に書いたみたいになったら、物理的な書物を扱う店舗は新品も古書も同時に扱うようになるんだろうけどな。余談。
以上、四月初旬の読書状況でした。