『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』/映画感想
心はロンドン、ダウンタウン。
ようこそここは地獄のそこ。
1日が論文提出日で、
その日の夜バイトで、
次の日も夜バイトで、
翌３日も夜バイトで、
やっと４日が飲み会で焼肉食べ放題で、
５日が映画を見に行った。
『スウィーニー・トッド』を。
友人のチョイスで。
どっかで聞いたことのあるストーリーだと思っていたら、やっぱり有名ミュージカルの映画化作品だそうな。
で、Ｒ－１５なんだけど、疲労で精神防御力が下がっていたので視覚情報を心理から上手く遠ざけることができなかった。生の心をストレスから守っているのは頭脳の働きであると思う。精神が心を閉ざし、傷を表層に留める。
精神防御力が高いと某騒乱で射ｓ（略）を見ながらおにぎり食べたりできるけど、精神防御力が下がったつい先日2日とかは硫ｋ（略）見れなかったもんな。リンクをクリックできなかったもんな。
で、そんな精神防御力が低かったのですな日に見ましたよ。
フリート街の悪魔の理髪師。
カミソリの刃が画面奥を向いているときはまだ大丈夫だけど、カミソリの刃がこっちを向いているととっさに防御姿勢を取ろうとして体がビクッと反応しちゃうんだよカッコわる……orz
ダークな雰囲気でした。
泥と煤の黒と血と肉の赤のイメージ。
歌はみんな上手かったよ。多分。ミュージカルとか見たこと無いからわからん。同じ歌を場面で微妙に歌い分けてた。
今朝朝食でめざしのえらを見たらゴキブリパイを思い出した。
ゴキブリパイをもさもさ食べた。
ゴキブリをパイに包んで焼いても、イマイチ生のままなんじゃないかな？南アジアの方で揚げるってのは見た事あるけどさ。いずれにせよあの触覚が髪の毛をもしゃっと食べたみたいな感じだったり、足がバッタを口に含んだような（以下略
あ～…ああいう映画を見ると心がどっぷり浸かってしまって戻って来れない。
「人類が地球上に生まれてきてすいませんでした」って気分になる。
あ゛～……いや、ほとんど物語は既に知っていたのだけれどね？それに自覚的であったとしても視覚情報を上手く隔離できる状態じゃなかったから。あと音。
映画の券を買うときも、「合計1700円です」って言われて「一人1700円って高くね？値上がりした？」とか思って2000円出してたよ。一人850円だった。安くね？
終盤の展開は確かに急ぎすぎだったような気がする。
なんだか喉がべたべたする気がして喉に手をやるけど何故かさらさら。
今日って晴れてる？晴れてるね。
映画を見ると、しばらく映画のシーンが脳裏に焼き付いて離れなくなる。あと、音も。
喉がごぽごぽと言う音。
油断すると脳が勝手に臭いを補完しようとする。
行き倒れが放つ種々の異臭、カビと鉄錆の臭い、役人が過剰に振り掛けた麝香（僕は香水の臭いが大抵、嫌いだ）、血の臭い、毛が焼ける臭い、皮膚が焦げる臭い、腐った肉の臭い。…あれ？脳漿ってどんな臭いだろうか？屠殺場でしか嗅げないか。
空気には臭いだけでなく味もある。
燐だっけ、硫黄だっけ？ああ、油脂か。空気中に拡散する粘膜がべたつくんじゃなかったっけ？ほら、油をよくつかう厨房で金属部分がテカテカしてるだろう？あんな感じ。でも化学的には親水性の（ｒｙ
ああ、喉が内側も外側もべたべたする。
ティム・バートンってギミック好き？
映画見ないからよくわかんねぇ。
座椅子が―ま、いっか。
よくわかんねぇけどあれはＲ－１５だよ。
面白いか面白くないかなんてわからないよ。
何か多分演出とか上手かったよ。
こうやって書いていると落ち込んでいる風で、つーか落ち込んでいるっていうか落とし穴の底から空を見上げている感じなのだけれど、映画を落ち込むために見るという理解の仕方をする人もいたりして、必ずしも面白いものではなく、そういう意味でこういう黒い映画ってのの目的はそういうダークな感じを視聴者に味わわせるために創ってあるのだから、僕のこの感傷はある意味当然と思うわけでして、別に気分を害したとかそう言うことは無く、ただ淡々と映画の世界に浸り続けているだけなのですよ。
なんか腕に防御創があるんじゃないかと思ってさすって見るけど異常無しです。
おかしいな？って気持ちになるのがおかしいな。
ところで、床屋って何で相手の喉にカミソリをあててるときにすっと横に引いてしまいたいと思わないのかな？毎年1件くらいそういううっかり事故があってもいい気がするのだけれど。
人類すべて悪魔だパンダ。
寝て覚めたらテレビなら切り替わるのに、映画だとダメなの。
なんなんでしょうね？
おかしいな。窓がスクリーンになってて僕を幻惑しているんじゃないのか？今日は曇りだろ？
復讐鬼と猟奇殺人は同居しないと思う。
ところで、今日６日ってゴールデンウィークの最終日？
何かで中和滴定しないと。いや、滴定じゃなくて中和しないと。デトックス。デトックス。
『ARIA』を…おらに癒しを…
