果されなかった約束/夢日記

■070117.wed■

ある日、まったりと過ごしていると懐の携帯電話が鳴った。

誰だろう?「もしもし?」

「もしもしじゃないぞ~、おい、よしひら、お前何か忘れてはおらんか~?」

うわ~、××さんだ。やや不機嫌な口調。何かまずいことが…?「え~…」

「その反応は忘れとるな~…お前、就職に関して前に相談してきた時に一箇所紹介してやったろうが。その件たい!」

「あ!」確かにそんな夢を見た。しかし…

「え…でも、あれも夢じゃないですか…すっかり忘れてましたけど、続きがあるとは思わなくて…」

「夢も何も無かろうもん。紹介してやったんだから何かリアクションせえ」

「えっと…勿体無いお話ですが…なにぶん具体性が無いのでお返事しかねます…」

「そんなら仕方なか。この件は無かった事で」

え…ええ~…えらくあっさり納得して電話をお切りなさる…

□ □ □ 

夢の中での口約束をどうやって履行するのか?

非情な難題ですね。

あなどれません。