夢日記051120
忘れた夢は続きを見ることが多い。
この間から街の模型を造り続けているのを、今日の夢を見て思い出した。
1/500のスケールで、一つのブロックが殆どタタミ一畳分。
それが今回の夢で6枚目が完成した。
そして今夜も研究室の連中と完成した部分の街歩きに行く。
前々回は田園地域で、前回は寂れた漁港だったが、今回は新興住宅地だ。
整った直線道路に沿って、カラーバリエーションでしか変化のついていない無個性な二階建て住居が並んでいる。
ガーデニングをしているのだろう、初老の男が植木鉢を運んでいる。
特に注意するでもないが、その方向を見ながら通り過ぎようとしていると男は植木鉢を取り落とした。
植木鉢は落下し花壇のコンクリートブロックに当たってがちんと音を立てて割れた。
見ればコンクリートブロックの方も欠けてしまっている。その欠けてできた穴からぽろぽろと何かしら零れ落ちた。
よく見てみるとその零れ落ちたものは核燃料ペレットだった。
放射性廃棄物である。
びっくりして男に声を掛けた。
男の話ではこのコンクリートブロックは不要だからといって友人がくれたものであるらしい。
とにかく警察に連絡するよう忠告した。
男と話しているうちに俺はみんなとはぐれてしまったようだ。
携帯電話を掛けて合流を試みる。
電話の向こうから聞こえる説明と、頭の中に描いた航空写真を照合する。
そんなこんなで模型のところに戻った。
次に街歩きする所を模型で見てみると、そこは病院を中心に街が造られているようだ。
ふと目線を上げると、つけっぱなしのテレビで女子アナがクイズに挑戦してわあわあきゃあきゃあ言っている。