紫目薬/夢日記

DATE=080318.tue

底面の垂線と高さとの比が1対10ほどもありそうな三角錐の建物だ。

コンクリート打ちっぱなしで窓一つ無い。

周囲は500メートルほどの距離まで茶褐色と鼠色の二色の50センチ正方のブロックタイルで敷き詰められている。

空は灰色。風は時折強く吹き、遠くで森がざわめく。

僕はポケットに箱が入っているのに気がついて取り出した。

それはペンケースくらいのサイズの真っ白な紙箱だった。

開けてみると中から紫色の液体が詰まったかなり鋭角的なデザインの小瓶が出てきた。

丸みを帯びた主たる貯蔵部分が指で輪を作ったくらいの大きさで、そこから10センチくらいの長さで尖った注ぎ口がある。

むしろ、突き刺して使うのが正しいのではないかと思えるような、そんなデザインだ。

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点さなかったし、刺しもしなかったな。

どっちかっていうと、ポーションかと思った。

青色5号?