補給線

月に二回ほど、Bookoffに行って文庫本を5冊ほど買うのが習慣化し始めた。

僕にとっての読書は、現実世界を泳いでいく上での息継ぎに等しい。

この事が最近身に染み付きつつあるので、書籍の補給は日毎重要になってきているのです。

今回買ったのは、吉本ばななTSUGUMI」(中公文庫)、村上龍希望の国エクソダス」(文集文庫)、横溝正史悪魔の手毬唄」(角川文庫)、森博嗣地球儀のスライス - A SLICE OF TERRESTRIAL GLOBE-」(講談社文庫)の計四冊。

自分の中で最近フィーチャーされている四作家である。

・・・といっても、僕の性は非常に吝いので、新古書店で見つかったら買う、程度のゆるく気長なフィーチャーではあるのだけれど。

吉本ばななは、かなりお手軽に読めて、ちょっと寂しいけど私達のコミュニケーションってこんなよね、っていうイマドキなやさしさの感覚が好い。読んでるとセンター試験やその模試を思い出します。「あ、ここ問題に出てたなぁ。」

村上龍は「半島を出よ」(幻冬舎)が気に入っての二冊目。以前生協の書籍で帯を見て、「何を馬鹿な」と思った記憶があるので、それを果たして覆してくれるのか!?村上龍プレゼンツ「本当は怖い日本の社会」始まり始まり。

横溝正史は、アガサ好きを公言するのに対して、あまりに日本のミステリを読まなさ過ぎではないのか、と反省し、「八つ墓村」(角川文庫)に続いて購入。今度は“ジッチャン”は活躍するのかなぁ。

森博嗣はこれが一冊目だった。何故か?それは僕の中で全巻購入が決定済みだから、順番を気にせず買い、集まり次第順番に読む所存。それほどまでにS&Nシリーズ第一巻「すべてがFになる –THE PERFECT INSIDER」(講談社文庫)の導入部の印象は良かった。(ちなみに前後して「F」は購入し、即読了。)

そのうち、感想書いて、読書のカテゴリに放り込んで置きますわ。

そのうち。