ウィスキー/夢日記

DATE=080413.sun

22時。

黒い扉を重たげに開いて薄暗い店内へと滑り込む。

そしていつも通りウィスキーを注文する。

どんなに冷えていても喉を焼くその液体が胸の奥に落ちて行き、

その落下点から熱が生まれて冷え切った体中へと広がっていく。

アルコールが渇きと寒さを癒してくれる。

なんてことを考えているわけじゃない。

ただ、アルコールが脳細胞を焼き尽くして、そして思考が炭化するのを望んでいる。

そうすれば、漆黒の眠りがやってきてくれるから。

=*==*==*==*==*==*==*==*==*==*=

日本酒が好きです。

ウィスキーも好きです。

焼酎も好きです。

でも、一人では夢の中以外では飲みません。

あの酩酊を感覚的に記憶していて、夢がよくそれを再現してくれるのです。

酔っ払うのにお酒は必要ないのかもしれません。