ウィスキー/夢日記
DATE=080413.sun
22時。
黒い扉を重たげに開いて薄暗い店内へと滑り込む。
そしていつも通りウィスキーを注文する。
どんなに冷えていても喉を焼くその液体が胸の奥に落ちて行き、
その落下点から熱が生まれて冷え切った体中へと広がっていく。
アルコールが渇きと寒さを癒してくれる。
なんてことを考えているわけじゃない。
ただ、アルコールが脳細胞を焼き尽くして、そして思考が炭化するのを望んでいる。
そうすれば、漆黒の眠りがやってきてくれるから。
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日本酒が好きです。
ウィスキーも好きです。
焼酎も好きです。
でも、一人では夢の中以外では飲みません。
あの酩酊を感覚的に記憶していて、夢がよくそれを再現してくれるのです。
酔っ払うのにお酒は必要ないのかもしれません。