なにかの学会/夢日記

■070704.wed■

なにか分野不明な学会に来ていて、懐かしい(とされる)顔ぶれと顔をあわせる。

まずは宇佐君。

彼は双子だが、僕は兄のほうとだけ知り合いだった。

細目で笑みを絶やさない穏やかな好青年なのは相変わらずだった。

彼は紆余曲折あって学問畑に帰ってきたばかりであり、これが初めての学会だった。

「これからが大変だよ」

と言っていたが、

「いや、僕も大差ないからなぁ」

とお茶を濁すしかなかった。

続いて、マナカナに会った。

と言っても、あの芸能人の関西弁がかわいい二人ではなくて、確かに笑顔がかわいいがもっと大人びていて、それでいて身長は二人の方が低いという、この業界で有名な双子だった。

「お久しぶりです」

と姉が言う。

「相変わらず元気そうだね」

僕は受け答える。

「今日で学会も終わりですけど、何が印象に残られましたか?」

妹が言う。

「そうだな……」

と逡巡する間に、大きな銃声が鳴り響いた。

「始まったな」

僕はつぶやく。

「毎回毎回よくも飽きないものです。あんな野蛮なセレモニー…」

姉が難色を示す。

「私も嫌いです」

妹も賛同する。

「まあ、あれをやらないと終わった感じがしなくて、居心地が悪く感じるんだろう。ほっといてやろうじゃないか」

僕は二人をとりなす。

広場の中央に置いた段ボール箱を一斉に射撃している。

一体、何の意味があるんだろう?

□ □ □ 

一体、この夢はどんな意味なんだろう?