湿っぽい/daily

湿っぽいなぁ。

昨日からの雨の影響もあって、夢も水のイメージが随所に出ていたりと全体的に湿っぽい心境です。

SFを読んでいてつくづく自然科学の方が好きで、向いていたんだろうなぁと思う今日この頃。

地球惑星学科に入って人為の及ばない実存を対象にしたかった。そっちの方が人間関係は単純に済ませられたと思うんだ。恩の貸し借りというか、そういうやり取りがどうにも苦手で、そういう所がこの浮世めいた分野には多すぎると思うんだ。非合理的だ。大学に入る時に就職氷河期とか言う親の言い分を無視して理学部に入っておけばよかったなぁ、とか思ってしまう。

っていうのは、しょうもない愚痴であって、「うっせぇ、つべこべ言わずにやる気だせよ!」って心のどこかが叫んでいるんだけど、そこにさかさにした傘で雨を集めてふっかけて鎮火してやるんだ。

かさぶたがじめじめとふやけて思わず剥がして傷を露出する。そうやって治りが悪くなる。

だから雨は良くないけれど、こういう湿っぽさが好きだ。

ムラッ気っぽくてこういう不安定さに安住しようとする(変な状況)は社会のコマとしてあるべき姿ではないと自覚しつつ、甘えてしまう悲しさ。