打順/Hawks

昨日の逆転勝利は大きい!

理由は4つ。

一つ目は、3点差を終盤の1イニングで5点獲って跳ね返し、勝利したこと。

二つ目は、勝ち越しタイムリーが代打で、しかも若手野手の一打によって決まったこと。

三つ目は、苦手としていた楽天・田中を打って勝ったということ。

四つ目は、ここのところ不調だった守護神・馬原が9回をきっちり3人で片付けたこと。

最近若手が頑張っていて、とても喜ばしい。

しかし、だからこそ解せないのは打順。

昨日の打順では、5番に大村が入っていた。

う~ん…最近の調子を見る限り、松田がより良いと思う。

確かに復帰戦で勝ち越しタイムリーを打つ大村は偉いけど、長打が無いという意味で5番タイプでは無いと思う。

育成という意味でも、活きの良さという意味でも、5番は松田一択でしょう。

では、大村をどこに置くかと問われたら…やはり、3番だと思うんです。

左が4人続くのには目を瞑った方が良いと思います。

現3番の多村は、打率.271、出塁率.331、長打率.416、得点圏打率.263…という、正直期待外れと言いたいレベルで、本塁打11、打点58とはいえ得点圏打率長打率も川崎(打率.324、出塁率.373、長打率.423、得点圏打率.357)以下なんですよね……

その点、大村はまだマシ。

打率は.322でリーグ2位。長打率.367程度でホームランは期待できないが、得点圏打率は.321なので勝負強さがある。……というか、この勝負強さを買っての5番起用なんだけど、5番で使うには長打率の低さが気になるんですよ。

5番に長打率が必要とされる理由は、単純に3番4番、そして5番自身が足が遅い場合が多いため、長打率が高くないと得点の可能性が低くなるからです。その点、3番はランナーが俊足の場合が多いので長打率が高くなくとも目を瞑ることはできます。

そして、この理屈から多村を5番、あるいは6番に起用したいところですね。

同じ右打者で競う形になりますけど。

そして、7番には指名打者で田上を起用したい。

リードはあんまり期待できないが、打撃センスは本物。

リードが良くないのは、気持ちが優しいところにあると思いますね……

捕手はやはりリードを買って8番山崎でしょう。

彼は打率こそひどいですが犠打が割と巧いので、足の遅い田上のおまけくらいに考えていいと思います。

9番は昨日の殊勲打井手で。

足もそこそこ速いですから、本多の足をひっぱることは無いと思います。

…というわけで、当ブログ管理人が考える現在のベストオーダーはこんな感じです。

1番 二塁 本多

2番 遊撃 川崎

3番 左翼 大村

4番 一塁 松中

5番 三塁 松田

6番 中堅 多村

7番 DH 田上

8番 捕手 山崎

9番 右翼 井手

右の代打は辻、左の代打は柴原>本間>城所かな。

右打者と左打者がきれいに分かれちゃってるけど、そんなの関係ねえ!

多村6番は敢えて、です。発奮して欲しいですから。

そして、松田には自信を持って欲しいですから。

来季は本格的に小久保と三塁を競って欲しいですからね。今のうちに自信をつけておかないと気持ちで勝負できませんので。

田上はDHで打ちながら、山崎のリードを見て自分と比べながらリードを進化させて欲しいです。そういうシミュレーションが必要だと思うな。

あ。

ホークス打線の話なのに松中の話題に触れないのは、今の方針でいいと思っているからです。

王監督が「まず胸を張れ」と言ったのは正しいと思いますし、

松中本人も本塁打よりとにかくヒットを積み重ねることに集中し始めていることが試合後のコメントから読み取れます。

ホームランバッターは「本塁打の打ち損ないがヒット」と言います。

これまではその「打ち損ない」すら出ない状況だった。

だから、本塁打を打つ前にヒットを打つことが必要と思います。

首位が見えてきました。