花畑/daily
パソコンのデスクトップ壁紙を花畑にしています。
赤、白、黄色、紫の色とりどりの草花に覆われた丘の頂上から虹が伸びている風景です。
いいね、華やかで。
癒される。
研究上必要なお電話をお掛けしてみたのですが、お留守であらせられました。
留守録するのに声が震えておりました。
聞こえるように録れたのかが不安……。
あなおそろし。
いえ、電話先は卒業生の方なんです。
何度もお会いしたことがございます。
フレンドリーな方です。
常識的に考えてそんなに構えなくてもいいはずです。
でも、でも、何故か電話のボタンを押してるうちにスイッチが…スイッチが入ってしまうのです。
慎重を超えて挙動不審モードが。
脳内で汗をかいているようなあの焦燥感が。
ひいいおそろしやぁ。
コールが……コールが頭蓋骨の中で反響するぅ……。
「あうー、留守番電話サービスにおつなぎしますー」
留守電を残すと向こうからお電話を頂けることが多いとのこと。
この白い電話が鳴るというの?
ああ、くわばらくわばら……
ふふふ、なんかお花畑が見えるよ……
「それ、壁紙やん」
(2時間後)
ぶるぶる
「カカッテキター!?」
ふははは、怖くない、怖くないぞぉー!
ぽちっとな(通話)
「はい、もしもし。お世話になっておりますー。今回お電話させていただいたのはですね、かくかくしかじかで……はい……あの、一応、そういう風に言われまして……はい……はい……あの、では一応これこれこういう形でということで…はい……ええと…その、い…(『一応言いすぎ!』『ツッコミ禁止!』←脳内会話でバッファオーバーランが起きる兆候)…あの、解りました。ありがとうございます」
ぱつっとな(電源)
「ああ……ホント、地獄に仏とはこのことや~。悪魔の道具から天上の福音が聞こえてきたわ~……ふふふ、あはは、電話で電波か。文字通り!(?)ああ、怖かった……しかし今の俺、70点!……ってことにしとこう。しとこうね。」
疲れた、こんな性格。