「良く晴れてるけど風が強いな…」
そう思いつつまどろんでいたら、一陣の突風が部屋を駆け抜けて木箱が揺れる音がした。そして頭上にわずかに影が―
カタンバタンガツッいてっ!
とっさに顔を両腕で庇ったので頭部や目鼻には当たらなかったが、下顎に岩波文庫「三銃士(上)」の背が直撃。ちょっと痛かった…。だが文庫でよかったぜ…。「半島を出よ」とか「ユンボル」だったらきっと大ダメージだったろう。
「落ちてきた本が直撃し、脳挫傷」というのは本好きとしてはある意味おいしい死因ではあるが、ふつーに考えれば死なずに痛い思いをするだけだろう。痛いのはイヤなのでなんとか本棚の配置を考えなきゃな…。
ていうか、朝っぱらから片付けってなんか萎えるわ~