身体感覚/daily

目を瞑っても自分の体がどのような体勢になっているのかは大体理解できる。

意識しなくてもコップに手を伸ばして掴む事ができる。

こういうことが何故できるのだろうと疑問に思ったことがある。

個人的には、皮膚が筋肉に引っ張られる事によって生じる張力や肉が変形して生じる圧力を圧覚で認識し、圧覚が生じているポイントを繋ぐことで身体の表面を把握しているのだろうと結論しているが、実際、学術的にはどう結論付けられているのだろう?

いずれにせよ、この感覚を研ぎ澄ませて骨格の位置を把握し、それによって骨格の矯正を行っているのだから、もう後戻りできないのだが。

まあ、結果は出ているし、前よりも歩きやすいし、背筋もぴしっと真っ直ぐだから当たらずとも遠からずなのだろう。

こういう感覚を意図的でなく直感的に扱える連中が、子供の頃から運動ができるヤツなのかもしれないとも思うし、これは扱える技術なのだから教えることもできるのではないかとも思う。

……難しいか。