大雨と構造改革と温暖化/daily

九州各地で大雨被害が続出しています。

ダムや堤防は対象の河川の規模によるけれども、設計上の安全度が100年に1度の大雨にしか耐えられないようになっています。どんなダムがあっても100年に1回は洪水起きちゃいます。

しかも、ここ100年くらいの観測記録の結果からの安全度である上に、21世紀は温暖化の影響によって、雨はより短時間で大量に降るようになります。ダムや堤防は50年以上使えるように造ってありますが、気候の変動が50年で大きく変わってしまうので、100%安全な洪水防備とか存在しえないでしょう。日本人は何でも100%を求めがちですけど、無理です。

ダムつくりゃあ洪水が起きないと思うのは間違いだから、ダムがあっても洪水が起きた時の事を想定しないとダメだ。っていうか、堤防に胡坐かいてるとそれが決壊した時が怖い。

洪水防備を考えて土地利用をコントロールしたり、氾濫原の資産集中を避ける必要があると思う。

ところで、温暖化。

二酸化炭素が犯人だという説に疑いを持っている専門家は結構たくさんいます。

けど、地球が温暖化することによって気候変動が起きると、大変なのは確かなので、二酸化炭素だろうが何だろうが原因になってそうなことは控えるのが一番ではないでしょうか?

熱が篭ると内容物の運動が活発になる。

風が強くなるとか、雨が強くなるとか、乾燥が激しくなるとか。

温暖化の原因云々が問題ではなくて、問題は温暖化している事実にどうやって対処するかなのだと思います。