早生まれは不利か?/daily

「早生まれ」は学歴でも不利? 一橋大院助教授が調査(2006年07月18日09時59分 asahi.com)だって。

正直、だから?って感じです。

えっと、統計を出した川口大助教授のコメント「小学校のころは成績に差が出るとされるが、それがその後の教育過程にも影響している可能性がある」

そうですね。

生きている絶対的な時間が少ないから、早生まれにせよ何にせよ学年末生まれの生徒は授業を受ける上で不利がありますよね。

現在の学校は、一端落ちこぼれたらほとんど落ちこぼれっぱなしという状況になっているのはもう長い事言われ続けていて、そんな中では早生まれだろうが何だろうが、最初の躓きが最後まで影響するのは当然。小学校での組織的な学力別教育だって最近注目され始めたばかりだし、そんなこと言われても…。

ちなみに、組織的でない学力別教育は昔から熱心な先生によって行われていたと思います(現在の教育システムの問題の一つは、教育の質が担任の資質に負う所が大き過ぎる点だと思います)。

そういえばこのあいだ、教員免許更新制度の導入が決定されたんでしたっけ。でも、更新に行く暇が無いと思うんですよね。今の人員配置の体勢では。

ただでさえ教職って持ち帰りの仕事が多くて忙しいのに、近年では家庭での教育力が落ちているから学級担任の負担が増えていると聞きます。

少子化時代に向けて、教職員の年齢層のベテラン偏重を是正しつつ、この一時的(といっても10年位続くと思いますが)な負担増に対応するため、当面は、副担任の人員を増やして一クラス二人で授業に当たるというのはどうでしょう?ベテランと若手で互いに議論しながらこれからの教育を形成していっていただきたい。

クラブ活動も外部の指導者を雇えばいい。職業選択の多様化にも寄与できるし、良い事だと思いますよ。

…結局早生まれは不利なことには変わり無いですが、かと言ってどこに境目持って来ようが誰かが不利なんです。早生まれの人が皆一コ下の学年に入ったら12月が不利になるだけでしょう?どうやったって一般的には若い方が未熟なんです。

むしろ、境目によって基準が変わってしまう学歴何ぞで人を判断しようって言う方が間違いなんでしょう。

日々努力し成長しているかどうか、そしてそれによって年齢相応の能力が備わっているか。これを評価するように気をつけていればいいのでは?

ま、ざっくばらんな感じですけど、何かgooでちょっと注目記事になってるっぽいので言及してみました。

…ねむ。