4月終了5月の展望/NPB

4月が終わって各チームの戦力も大分見えてきましたね。

パ・リーグは1ゲーム差ながら西武が首位。

炭谷の八面六臂の大活躍の成果ですね。

しかし、その破竹の勢いにも最近蔭りが。

猛威を奮っていた炭谷、中島、G.G.佐藤が大人しくなってきました。

投手陣も勝ったり負けたりですね。

炭谷の双肩に掛かる重圧は半端じゃない様子です。

2位は我らがホークス!

4月末になってようやく戦力が整い、5月に反攻といきたい所です。

投手陣の厚さ、実績は申し分無し。チーム防御率 3.09 はまだまだ下がる余地ありです。

打線も新しい戦い方に慣れてきました。まだまだパ最強は譲れません。

捕手もレベルの差が余り無い選手が2人いて心強い。

問題無しです。

3位ロッテ。

ようやく上がってきましたか…。

やはりと言うか何と言うか、投手陣が本調子に戻りつつあり、危険な存在になりつつあります。

ただし、打線の方はいまひとつです。

福浦、ベニー以外は殆ど想定外の成績では?

優勝するには今江・西岡のコンビ復活と、大松ともう一人若手の台頭が必要なところでしょう。

4位は日ハム。

何が凄いってこのチーム、チーム防御率がリーグ1位の 3.01!

弱体投手陣は解消されつつあります。

しかし、残念。打線が弱い。ビッグバン打線はどこへやら?

木元と坪井が帰ってくればもっと勝てるのでしょうが…。

ウキウキ新庄の使い道も難しく、ヒルマン監督も頭が痛そうです…。

5位オリ近。

投手陣があからさまに不調。期待のセラフィニが離脱で図らずもロッテフロントの目の確かさを証明して大ピンチです。

打線も、キヨ・ノリ効果でチーム全体の一体感が増したはずが、両者離脱でご破算か?

特に清原は報復発言?で自身とチームのイメージを落としてしまった。

勝率5割でリーグ全体に差は余り無いので、こういう細かな齟齬は潰しておかなきゃ後々響くと思います。

さて、見るも無残な楽天

戦力補強する気も無いのに、うるさ型の野村監督は最悪のチョイスだった気が…。

楽天パ借金独占…ノムさん怒声そして弱音(スポーツ報知)

こんな有様では選手も自信を保つのが難しいでしょう。

自信が無い選手は自信の無いプレーしか出来ない。そこにお小言では、ちょっと悪循環な気がします。

田尾監督の方がいい結果を残したと思いますよ?

理想は、2年間は田尾監督で自信を回復させつつ若手を補充して凌ぎ、2年後から本格的に野村監督の理論を叩き込む、というスケジュールだったと思います。

フロントが補強する気を見せないのも悪い。

「なぜ小関を取らない!?」(児玉清風に)

もっと強引にならないとだめだと思います。

今年の楽天は、戦力は去年よりやや上なのに去年以下の結果に終わる可能性すらあります。

…暗い話になりましたね。

気を取り直して…セ・リーグ

セ・リーグでは巨人が独走中。

今の所、欠点らしい欠点は先発の5本目くらいですかね。

非常に強い、しっかりとした野球をやっている印象です。

チーム打率 .281、チーム防御率 3.43 と投打共に好調な上、目を見張るのがチーム盗塁数22!去年とは全く別のチームです。

気がかりは、4番イ・スンヨプの弱点・内角がいつセに広まるか。そこですっぱりと4番小久保に出来るか否か?

ルーキーの福田が頑張っているうちに、他の中継ぎが調子を上げられるか、というのもポイント。

2位中日は…やはり投手力が落ちています。

チーム防御率 4.24 はかなり悪い。

チーム打率 .257 の打線も相変わらずの可もなく不可もなく。

よくこれで2位にいるもんですよ…今年は厳しいシーズンみたいです。

3位阪神は、開幕当初こそちょっとちぐはぐな面が多かった気がしますが、ここのところ濱中に引っ張られるように調子を上げてきましたね。

打倒・巨人の最右翼はここでしょう。

チーム打率 .294!チーム防御率 3.05!何故これで3位なのか!?

後の問題は昨年と同じく先発陣。井川はもっと本気を出すべき。あなたはもっと出来る子なハズ。

4位ヤクルトですが、先発は石川・ガトームソン以外が芳しくなく、打線ももう一押しが無くて、ちょっと苦しいですね。

全体的な成績はそんなに悪く無いだけに、古田選手の使い所がポイントとなりそうです。

5位広島は、ブラウン打線の失敗が響きました。

中4日作戦は先発の手薄な広島には的確な作戦なハズなので、あとは打線の奮起に期待。

もっと上を目指せるシーズンと思います。上手く行けば9月には中日と3位争いを繰り広げてもおかしくない。

今セで一番応援しているチームです。

6位横浜は、6.38のチーム防御率が語るように、明らかに投手陣が誤算。

というよりも、1年でここまで悪化するものなのか!?という驚きの方が強い。

投手陣がどこまで修正できるか…厳しい闘いが続きます。

5月は交流戦があります。

去年もそうでしたが、いつもと違った戦いの中で思わぬ変身を遂げるチームが出る可能性は高い!5月も日本プロ野球に大注目です…