O脚矯正中/daily
O脚を自力で矯正しています。
方法はと言うと、
足裏の体重の乗り方や腰上の重心移動の感覚から判断しながら、正しい歩き方を実践する歩行訓練と、
寝転がった時の自重の偏在を感じ取って、じんわり骨格を修正する骨格改善ですね。
歩行訓練には背すじを伸ばすとか、顎を引くという全体の歩行姿勢の改善も含みます。
何せ自己流なので、かなりじみ~ちに取り組んで来ました。
少しずつ、少しずつ、自分の体と相談しながらですね。
元がヒドイだけに、生兵法で悪化に繋がっては目も当てられませんし。
しかし最近、ようやくはっきりと実感できる成果が上がってきました。
体感的には足がまっすぐ出るようになったとか、寝転がった時に右腰が床に着くようになったとか、走りやすくなったとか、そういうのが凄く嬉しいんですが、残念ながらこれはブログなので、伝わってはくれないでしょう。
なので、目に見える結果を示したいと思います。
上の写真は再現写真ですが、まあ大体矯正開始前の膝の開き具合はこんな感じでした。
膝の間は2cmが通常とされる中、拳一つがらくらく通るほどの完全無欠なO脚ぶり。
自分でも写真写りが悪くてイヤでした。
んで、下が現在。
明らかに近寄ってるでしょ?
ここまで変わると歩いていて重心がうまく移動できなくてふらふらします。何故かというと、筋肉が歪んだ骨格に適応してしまっていて、まっすぐな骨格では逆に必要な所に筋肉がついていないんですね。
この筋肉のいびつさは、下の写真で右足と左足の形が非対称な点にも現れていると思います。
具体的には右足の、膝下ふくらはぎは外側に、膝上では前腿筋は内側に、裏腿筋は外側に、それぞれ偏ってます。一方の左足は割と正しいみたいです。
(逆に、矯正前の再現写真で見ると、膝はあんなに開いているのに右足の筋肉は左足の筋肉と対称に見える事も注目すべきか)
この骨格の歪みの原因は、左大腿骨を骨折した後、完治したのに用心しすぎて左足をかばって引きずるように歩いた時期にあります。右半身で行動するうちに、右の骨盤がどんどん外向きに開いて行き、結果として右膝が外向きになっていったんですね。
すると、右かかとは浮き気味になる一方、右腰は下がり気味になって背骨の歪みへと…骨格魔の連鎖反応ですね。
骨折は15年前の話ですが、きっちり負の遺産になっていました。リハビリって侮れないです。
しかし、これで足もまっすぐ出るようになったし、O脚っぽさも大分薄れてきたので、後もう少しと思うと嬉しいです。
ただ、一日歩いても股関節が広がらないようになるまでは、あと1、2ヶ月掛かりそうです。
う~ん、我が事ながらまだるっこしい。