どしたの!?土木学会誌!

何の気なしに手に取った土木学会誌12月号。

届いてから開封せずにほったらかしていたのを気紛れにぺらぺらとめくっていく。気分転換くらいにはなるだろう・・・。

そして驚愕。

「連載企画・鯰太郎のこの指、とまれっ!」・・・なんてとんでもない内容かっ!

「一見土木に関係ない情報を取り上げてみよう」という趣旨だと書いているけど、この内容は・・・天下の土木学会がその機関紙にこんな記事載せていいのかっ!?っていうくらいの恐ろしい内容。

テンションも異常にハイだし、取り上げる記事の書き方も思わせぶりなだけで説明不足。取り上げて要り内容が疑似科学陰謀論なだけに、このような半端な取り上げ方はまずいです。

というか、これはギャグですよね?本気で取り上げてるんじゃないんですよね?

・・・と思いつつ、一応ツッコミを入れておこうと思います。心配だから。

この記事、史上最長の長さになりました。

だって、突っ込みどころが多すぎるんですもん。

では、気になった方だけどうぞご覧下さい。

まず、「9.11アメリカ同時多発テロ自作自演疑惑」。

マスコミが全く触れていないというが、仮にあれらが航空機ではなく巡航ミサイルだとすれば、あの航空機に乗って死亡した乗客達は、搭乗者リストに名前を残してどこに消えたというのか?

また、映像記録装置が普及した昨今、画像として記録されてしまう可能性が高いのに高々イラク開戦の口実に自作自演するだけのリスクをとるのか甚だ疑問ですね。コストも対しての効果も低いし。

真珠湾攻撃同様、黙認説を取るのならまだマシですが、自作自演疑惑などは噴飯ものですね。

真珠湾攻撃については、公文書は『日本が真珠湾攻撃を狙っているようだ』くらいの感じで、「黙認と取る解釈も成り立つ」というレベルだったと僕は聴いています。

そもそも真珠湾攻撃は、日本軍が戦闘機を主戦力とする世界でも初の戦法を採ったために、米軍に予想外の打撃を加えられたのだと聴いていますが。それまでは大鑑巨砲主義という言葉に表現されているように、海戦は艦対艦が主だったのに対し、戦闘機で艦船を攻撃するという新発想できたのだと。

真珠湾に結集した艦隊の戦力はかなりのもので、艦対艦の考え方ではこれに向かってくるのは愚の骨頂といえたでしょう。米軍側に真珠湾攻撃はデマととる雰囲気があったとしておかしく無いと思いますがね。

御巣鷹山は・・・不勉強なものでわかりません。

しかし色々疑う人はいらっしゃるようですね。

僕はニュースを鵜呑みにするよりこういう陰謀説を鵜呑みにするほうがよっぽど不健康だと思いますけど。

僕は全ての情報を一度は疑ってみる習慣が高校時代に読んだ本で身に付きましたが、それは全ての情報を平等に疑ってこそ正しい習慣足り得るのです。マスコミを疑う一方で、こういう胡散臭い風説を疑わないのはバランス感覚を欠いていると思います。

さて、陰謀論を三席ぶったあと、この鯰太郎さんは更に加速して箇条書きに『ビックリ情報集』とやらを開陳してくださっています。これがまたひどい。

1)アスベストの次は電磁波とか

・・・と始めて電磁波の報道が深刻なのにも関わらず差し控えられている、とのたまっています。

まず、アスベストは報道が差し控えられていたのではありません。僕は14年前に石綿の害について聞き知っていて、理科の授業中に加熱用の金網についた石綿を見つけて眉をひそめた記憶があります。アスベストが体に悪いのは結構常識かと思っていましたが・・・。

今回の遅い“発覚”も、石綿による肺気腫の潜伏期間は20年程度と長いために誰もがすっかり忘れていただけですよ。欧米で20年近く前に話題になったのを、国内企業の保護のために政府が対応を遅らせて有耶無耶にしたために被害が拡大したというのがまた薬害問題を想起させて腹立たしいですがね。少なくとも報道を差し控えていたとは言えないでしょう。知ろうと思えば知りえるが、知ろうとする人が少ないのでマスコミは取り扱わない類の情報です。

これと電磁波を同列に取り扱うからまた問題です。僕の耳にした範囲では、電磁波の悪影響は現在研究中であってその人体への影響については議論の最中とのこと。マスコミが扱えるレベルじゃないですよ。電波が危ないだかなんだか取り上げた本が5年位前に出ましたが、これもトンデモ的な本だったと記憶しています。

2)死んでも終わりではない。

これを「いまや常識。」と断言しちゃっています。

誰がそれをどういう形で証明したんでしょう?名前が挙がっている福島大学の飯田文彦先生とやらでしょうか?気になります。でも、少なくとも僕は常識とは思っていませんが・・・皆さんはどうですか?そんなに広まってるんですか?この話は。宗教界のお話ですか?

鯰太郎氏曰く、「死んだら終わりと思い込んで、死の恐怖に密かにおびえながら生きる・・・そんな必要はなさそうですよ!」・・・少なくとも現世に対して何らかのアクションを起こせない限りは、「死んで終わり」が物理的に正しいと僕は思います。それに、死が避けられなくても楽しく生きることは可能だと思います。

3)UFOは実在するらしい。

この項の全文引用しますけど、「信じるとか信じないとかの机上の空論をしている時代じゃなさそうですね。もし、UFOが実在するとしたら、私たちの価値観はどうなるんでしょうか?」だそうです。

ともかく僕は、UFOを信じる信じないの時代が終わるのは、実物が公的に飛来した時だと思います。それまでは幽霊と同レベルの存在に過ぎません。

4)マンガ嫌韓流

鯰氏は「ビックリ仰天。」らしいですが、内容はともかく土木学会誌で取り上げるようなことですか?

5)『思ったことは実現する』

・・・そんな本ありましたね。

「潜在意識の働きなんだそうです。誰にでもある能力です。」・・・世界は平和です。

6)地球温暖化の原因は二酸化炭素なんかではない

ここで鯰氏は太陽を真犯人として挙げ、太陽の活動が活発になっていることに言及しています。確かにこういう説もあります。時々結構大きなメディアでも見かけますね。しかし、現状で有力なのは二酸化炭素犯人説です。公然の事実だろうがなかろうが、有力な説でなければ大々的にはマスコミも取り上げませんでしょう。

ってか、太陽犯人説が正しいとすると、地球温暖化に対して人類は何の手立ても打てないということになっちゃうんですよねぇ。とりあえず騙されたと思ってでも良いですから二酸化炭素を削減しましょうよ。

7)『プラズマ』どうやら、これらしい。

「宇宙空間にはプラズマが満ち溢れ、想像を絶する特性をしめす。」・・・なんか根本的に勘違いしていらっしゃるのではないだろうか?これらしいってどれらしいんですか?

プラズマとは高温で原子が電子と原子核に分かれたガス状態を指す語なのですが、そんなに想像を絶しなかったと思います。そんなのより暗黒物質とか暗黒エネルギーとかに目を向けませんか?あっちのほうがもっと謎ですが?

8)サムシンググレートの存在。

岩石中に生物が存在しているのは最近の発見ですね。しかし、「例外なくDNAを持っている」というくだりはどうなんでしょう?RNA生物は・・・?「むかしながらの進化論は無意味のようですね」っていうのは、進化論のどの辺を否定しているのでしょうか?生命宇宙由来説なら進化論と競合するはずが無いですし・・・?

サムシンググレートは、本来は世界のシステムの神秘性を何か超自然的な力が働いているようだと感じる科学者が言い出した言葉だったと思います。それが意思を持っているという話ではなかったように思いますが・・・。う~ん、自信が無いです。どちらにせよ人間の捉え方の問題であって、影響力を持った主体ではないと思います。

9)体外離脱技術が、実用化。

アレですか。こないだテレビ番組でちらっと見ましたよ。でも一向に続報を聞きません。

10)年次改革要望書

日本がアメリカの言いなりって説は、信じる信じないって言うよりも存在することが問題だと思います。

建設談合の禁止なんて言われるまでもなく禁止なはずですし。

「ふぉーー!!」って何をそんなに興奮しているのでしょう?

11)オーリングテスト

う~ん、ネットで調べる限り東洋医学的な疾病診断法のようですね。

この類は当事者達がすごい効果を謳うわりになかなか一般化しないんですよね。ちゃんと信頼に足るデータ取って学会に提出したりしているんだろうか?

12)雲による地震予知

「米国特許 佐々木洋治先生」らしいですが、何故そんな人命に大きく関わるような技術の特許を一人でとっちゃうのかこの学者は・・・。予知できたかどうかっていう証明も困難だし、予知しても人的被害は避けられても物理的損害が大きいんだから、予知よりも減災、防災に力を入れるのが合理的と思います。

13)スプーン曲げの清田君

土木とどう関連付ければいいの、この話題を?

14)『テレビのちから』に絡めてリモートビューイングに興味津々らしいですが、ホント土木とどう関連付ければいいの、この話題を?

15)『ダヴィンチ・コード

「びっくりしました!」

ヨーロッパでもかなり流行っているらしいですが、どうなんでしょう。僕は読んでないんで何とも言えません。

(読んだ!そんなにはびっくりしないよ!w)

16)アポロは月に行ったのか?疑惑。

「世界同時中継の画像は、ウソがバレバレ。」・・・う~ん、僕も検証番組をちょこっと見ましたが・・・これはなんとも言いがたいですね。反論できるだけの材料がないので(探すのが面倒なので)、態度保留させてください。

17)月は、がらんどう。

「月は表側に重心が偏っている。だからいつも、表側を地球に向けている。」・・・?どういう理屈なのか理解できません。月が自転しているのは間違いなく、自転周期と公転周期が同じだから結果的に地球に同じ側を向けている―この論理のどこに「表側に重心が偏っている」を挟み込むつもりなんでしょう?表側に重心が偏っているから自転周期と公転周期が同じなんて言うつもりでしょうか?

「変ですよね。ひょっとしたら……。」でこの項を結んでいますが、ひょっとしたら何だと言うのだ?また異星人を絡めるのか?でもそんな労力払う位なら普通に小型の人工衛星使うと思うが?この類の説に登場する異星人は人類より遥かに高い技術があるくせに、酔狂としか思えないくらいコストパフォーマンスを無視する。その時点で胡散臭いです。

18)海の水はどこから?砂漠の砂は?

「どちらも、ひょっとしたら天から降ってきたのかも。」とだけ書いてらっしゃいます。

確かに毎日世界のどこかで雨が天から降って来て、黄砂とかほこりとかが風に舞っていますね・・・という話ではないか。

地球が水の惑星になった理由を、原始地球が宇宙空間に漂う水の塊の中を通ったのだとする説があるのは確かです。で、なんで砂漠の砂を一緒に持ち出すの?天ってどの辺のこと?大気圏外からってのは無しね。普通に大気圏で燃え尽きると思う。顕微鏡で観察したら風化してできた砂かどうかくらいわかるんですよ?

19)ポールシフトって?

「地球の回転軸が倒れる」・・・ふむ、どこからそんな現象が発生するだけの外力が地球に作用するのか伺ってみたいもんですな。瞬間冷凍状態のマンモスも説明できないです。自転軸が倒れてすぐに寒冷化するわけ無いでしょ。・・・というか、まさに『神々の指紋』じゃないかこれは!(←痛恨の記憶)

デイ・アフター・トゥモロー』の氷河期シーンは全然違うメカニズムに基づくものです。映画を見たわけでは無いですが、温暖化がある程度進むと寒冷化が急激に進むという一部の学説に則ったものと聴いています。

20)潮汐の本当のメカニズム。

「地殻が月の引力で歪むのが原因との新説がある。」地殻がどう歪んだら潮が満ち引きするんだろうか?聴いたこともないです。「そういえば月が真上にあっても別に満潮ではないし(むしろ干潮)」って、干潮だろうが満潮だろうが月は毎日昇って沈んでいますでしょう?というか、地殻が歪むよりも水面が変化するのが先だろう・・・

21)アインシュタインの死因は暗殺。

ベリコフスキー理論云々とはまた僕の知らない話なのでつっこめません。しかしベリコフスキー理論とはまたソ連の臭いがするネーミングですね。雑誌『ムー』へのソ連の貢献度は計り知れません。

しかし暗殺をもって死因とは言わないでしょう。死因というのは心停止とか多臓器不全とか脳内出血とか、死に繋がった原因を指すもの。

22)恐竜は哺乳類だったかもしれない。少なくとも一部の種は・・・。

どういう理解をしているのか知りませんが、哺乳類は一部の恐竜から進化したんだから、当然では?この後、「今もどこかで生き残っているかも。」はともかくとして、「それにしてもデカイですよね。重力が小さかったんでしょうね。」って言うコメントは信じられない!小中学生じゃないんですから勘弁してください!

23)地球膨張説。

どう膨張しているのか知らんが、「危うしプレートテクトニクス。」って、とりあえずGPSの測地結果では納得できませんか?

24)放射性同位体による年代論は、かるくヤバイかも。

と、疑っていらっしゃいますが、指標化石とかの経験的な年代測定と併せて放射性同位体年代測定を行っています。そもそも、放射性同位体による年代測定は、文系の考古学者さんたちも始めに疑ってかかり、経験的な年代測定と比較して確からしいと判断されてようやく本格導入に至ったという話を聴いたことがあります。

一体どこで斉一説から激変説に軍配が上がろうとしているのだろう?謎だ。

25)ハリウッド映画。

最先端のトップシークレット情報がわざとリークされているというヨタ話。

・・・創作に携わる人々の想像力を軽視した発言ですね。腹が立ちます。

メン・イン・ブラック』のどこが最先端なのだ?ああいうのは割りと昔から小説のネタになってるやん。そんなんやったらよっぽど小説のほうがリーク先になっとるよ。

26)重力のメカニズム。

全文引用します。

「真空とされる宇宙空間にも、物質が満ち溢れている。それが重力の本当の姿。地球の中心にむかって引っ張られている様に感じてはいるが、本当は上から抑えつけられているらしい。」

解らん・・・なぜこれで納得できるのか解らん。その宇宙空間に満ちている物質は、どのような原理で地球の中心という一点に向かって我々を含む地球上の物質を押さえつけているのだろう?その指向性の淵源をどう説明するというのだろうか?

「重力が小さかったから恐竜はデカかった説」の論拠はまさかこれか?

暗黒物質と暗黒エネルギーに関する議論の中の、疑わしき一端を踏んだ可能性が高い。

27)オーパーツの存在。

・・・確かに本物なら常識はひっくり返るかもしれませんが、今の所ひっくり返らなくても大丈夫だと思います。

オーパーツもいろいろありますから、形が現代科学の産物に似ているというものから、現代の技術で作り出せないというものまで、種々様々なものがあります。

そのうちの幾つかは時間を掛ければローテクで作れるというもの(水晶ドクロ)であったり、なかなか堅固な説を作り出しにくいんですよねぇ。

28)ピラミッドの目的。

ムツカシイですね・・・これはつっこみづらい。オーパーツ以上につっこみづらい。

エジプトのピラミッドは信仰と公共事業の両方の目的があったという話でまとまりつつあります。

アメリカのピラミッドはどういう話になっていましたっけか憶えていません。

日本のピラミッドとされるものについては、そういう説があるだけでちょっと同列に扱うのは気が引けます。

29)カッパは実在? 30)ネッシーが捕獲?

どちらも?マーク付ですか。ソースはどこかはっきりなさい。

31)同時代(1万2千年ほど?前)の核戦争の遺跡が世界各地に?

ファンタジーのネタとしては面白いんですが、今のところ信ずるに足るだけの証拠にはお目にかかったことがありませんね。

ていうか、また『神々の指紋』か!

32)太陽は、冷たい?地殻がある?黒点は火山の噴煙?

6)で言ってることが違う・・・というか、冷たいというのが何を指すのかは知りませんが、僕らはお昼間拝んでいるおてんとさまはどうなっちゃうのでしょうか?・・・鯰氏の精神が崩壊し始めているのか?

33)木星も地殻を・・・大赤斑は、巨大火山

「金星のルーツ、小惑星帯のルーツ、地球、火星、水星も……。神話の世界……。(゜-゜?)(。_。?)(゜-゜?)(。_。?)」

・・・かなり“と本”を愛読されている様ですね!

こないだ木星に彗星が衝突したのを見られなかったんでしょう。いや、それも陰謀論に取り込まれるのか・・・。

・・・とこんな具合にとんでもない情報を不完全な状態で垂れ流した後、鯰氏はこう結んでいます。

=*==*==*==*==*==*==*=以下引用=*==*==*==*==*==*==*=

ところで、世界は誰によって動かされているんでしょうか?最近、明らかにされてきた情報によると……世界的な組織があるようです。公然の秘密です。これまでは、誰も、表立っては言わなかった。命が惜しかったから。どうやら、解禁になったようです。いまどき、隠しきれないんでしょう。

その組織はアメリカを背後から実質支配することによって世界を支配してきたようです。そして今、大変革期です。その支配が危うくなってきた様です。うまくいかなくなってきたようです。

サムシンググレートの意向かもしれません。

たのしみです。(⌒-⌒)なにも知らずに、知ろうともせずに、生きるも良し。知った上で、皆で、正しく、楽しく、ワクワク生きるもよし……

                     鯰太郎拝

=*==*==*==*==*==*==*=引用終り=*==*==*==*==*==*==*=

マスコミは結構こういう話取り上げてますよ。ちょっと冷や汗が出るくらい真剣なのもあります。

年末には毎年TVタックルの特番やってるじゃないですか。

こういう類の話は僕も好きですが、あくまで知的鍛錬としてどこまで矛盾点を突けるかという観点で見ています。小説のネタのインスピレーションにも繋がりますしね。

確かに、情報を疑う姿勢というのは大事です。しかし、全てを疑って掛かってから自分で信じるものを判断するというのが正しいのです。

僕は一回『神々の指紋』で痛い目にあってますから分かりますが、ああいう疑似科学陰謀論を扱う本やWebページは自説に不都合なデータは隠している場合が多いです。しかし、よく見ると綻びが見えてきますから。

それから、一般に認められている最有力の説というのをちゃんと勉強すること。既存の説を批判するというのは刺激的で愉しいことですが、エンジニアとしての冷静さを忘れてはいけません。対立する両論を比較して、自分の考えを持って欲しいものです。

結構そういう本書いている著者からして自著で否定している理論を理解していなかったりするんですよ・・・。気をつけてください。矢追純一氏の伝説の書はタイトルから噴飯ものです。『カラスは反物質だった』。ホント、僕は目を疑いましたから。UFO実在論者って結構こんな調子なんですから、簡単に信じたら著者と読者の両方のためによくないです。

土木学会もちゃんとチェックしないと駄目ですよ。技術者の卵としてこんなのが載っている雑誌を読むのが恥かしかったです。

ま、つっこむ俺も変わってるっちゃあ、変わってますが。