夢日記060102初夢
>結構長くなりました。初夢です。イチローが出てきて豪華な感じです。
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■Jan.2.Mon
また昨夜の夢と同じ、広いコンビニに来ている。
僕は昨夜と同じように雑誌コーナーへと歩いていた。
そして昨夜と同じように週刊モーニングが並んでいるのを見た。
一つだけ昨夜の夢と違うのは、広い窓の外が真っ暗であること。つまり時刻は夜。
夜という危険な時間帯であるということは、昨夜と同じ展開、いや、昨夜の続きが展開されることが予想された。
僕はその嫌な連想に苛立った。僕は急いで雑誌を手に取りラッピングを剥ぐ。それが立ち読みできる状態にすることで昨夜と同じ展開になるのならば、いっそそうなってしまえというやけっぱちな気持ちがそうさせた。
ラップを剥いで立ち読み可能になったモーニングを棚に戻した時、後ろから声を掛けられた。
「やあ」
僕は驚いて勢いよく振り返る。そこにいた人物は驚くべき男だった。
僕に声を掛けた人物、それは―イチロー。
完全に私服。オフの状態のイチローである。あの意外に人懐っこい笑顔が僕を見下ろしていた。
驚く僕をよそに、彼はその笑顔を僕の耳元に近付けてヒソヒソ話を始める。
「こないだ君が紹介してくれたおかげで刀が手に入ったよ。ありがとう」
全く覚えが無いが、どうやら僕はイチローに日本刀の店を紹介したらしい。何か意外な展開が嬉しいが、なにぶん覚えが無いことなので僕は曖昧に頷くことしかできない。
「あ、そうですか。よかったですね」そう言うのが精一杯だった。
そんな僕にイチローは更に内緒話を続ける。
「それで今日は鞘を探しに来たんだよねぇ。ちょうどいい。いい店知らない?」
僕は今度は即座に返答する。
「いやいや、ここはコンビニですからそんなの手に入りませんよ。それよりあの・・・」
とある店を頭に思い浮かべて、その店の紹介をしようとした時、夢の展開が気になった。
(まさかイチローが出てきた上で昨夜の夢の続きが展開するのでは・・・?)
悪夢の予感。するとそこへ新たな登場人物が現れた。今年就職した後輩のAOUだ。しかし長身と鋭い目つきが怪しい気がする・・・。
「いや、いい店がありますから今から行きましょう。近いですから。車ですよね。行きましょう、行きましょう!」
僕はイチローを急かしてコンビニを出る。イチローは何故そんなに急ぐのかと不思議そうな顔をしているが、なんだか楽しそうでもある。
僕はイチローの黒のスポーツカーの助手席に乗り込んだ。マシンの性能は高い。コンビニを出てからは登り道なのだが、坂も苦にせずあっという間に加速する。
一つ息をついて、最初にイチローが口を開いた。
「なんであんなに急いでたの?もうすぐ閉まっちゃうの?」
僕はしどろもどろになりつつ、しょうがないので「ちょ・・・ちょっと嫌な予感がして・・・」と言葉を濁した。
そう言いながら僕は俯き加減になっていた。予感でイチローの予定を無理に変更したことを申し訳なく思い始めていた。しかし僕のそういう気分の落ち込みを他所に、イチローは次のセリフを真剣に言った。
「うん・・・どうやら君の嫌な予感は正しいようだ。何か妙なのが追って来る」
僕は驚いてリアウィンドウから後方を見た。
ありえない光景。
右手に懐中電灯を持った黒服の男が物凄い速度で走って追って来ている。
この車がゆっくり進んでいるわけではない。むしろ飛ばしているというのにその長身の男は走って追って来ているのだ。どう見たって人間業で無い。
危機感を感じたのかイチローはアクセルを更に踏み込んで加速する。
夜の山道で化け物対車のチェイスが始まった。
>伝統的には1月2日が初夢とされます。
しかし、イチローが出てくるところは縁起が良さそうな感じですが、やっぱり化け物に追われているので全体的には結構微妙ですね。
イチローが登場した原因は古畑のCMをよく見ているし、実際楽しみにしているからでしょう。
てか、イチローに日本刀の店を紹介する俺って一体・・・?