夢日記051224

■Dec.24.Sat

夜、九州大学の正門から入る。皆で食事をとった後なのだ。

雨が降ったのだろう。いつもの場所に水溜りが出来ている。現実でも、夜に正門を通る時は不思議と雨上がりが多い。雨上がりは静かでしっとりとしているから好きだ。

しかしどうも今夜は構内が騒がしい。

上空を通過する飛行機や周囲の自動車とは異なる喧騒。

ずっと向こう、旧研の建物の反対側あたりで何か騒ぎが起きているようだ。僕らの足は好奇心に促されて自然とそちらのほうへと動く。

程なくして沢山の人々が遠巻きに様子を見守っている現場に、僕らは辿り着いた。

紺色の制服を着た消防隊員がさすまたを持って走り回っている。

「そっち行ったぞぉ!」

何やら捕り物をしているようだ。向こうから四つん這いで走ってきたのは黒い獣。ゴリラだ。

イメージ的には『キングコング』なのだが、警察と消防が捕り方になっているくらいだから当然サイズは普通だ。

しかし、その俊敏さは映画さながらで、本物のゴリラはこんなにジャンプしないだろうってぐらい飛び跳ねる。そうだな、2メートルの巨体が真上2、3メートルは飛び上がっている。

そんな様子を10m以上の余裕を持って見守っている。

>なんで今更『キングコング』のリメイクなんでしょうねぇ?