終わりなき会議/凹

明確な志向を持っていないから瞬発力が無い。

何より交渉や連絡に自信を持っていないから、それだけでエネルギーを過剰に消費してしまう。

感情と理論を互いへの抑止力として扱ってしまったが為に、その日ごとにどちらかが優勢になり、生成物のクオリティーに大きなぶれが生じている。

大半は理論派が先行して日日の雑務をこなしているが、ミスして理論派がダメージを受けると、感情派が単独で行動する事となり、更にミスを重ねて回復困難なダメージを受けるという悪循環。

そもそも、この二元的体制は単純化すれば、理屈を振り回して周囲を小馬鹿にしがちな理論的な部分を、一々気弱で人の顔色窺う輪を以って貴しと成す感情的な部分が抑え、劣等感に従って死や痛みに引き寄せられがちな感情的な部分を自らに自信を持っていて将来性を自覚している理論的な部分が抑えるという構図だったはず。

それが今や、「派」とか言ってるし、厳密には二元ではなくなっているし、細分化の果ての混沌、エントロピーの増大則!

でも、外から見たらむらっけのひどい一個の存在なんだよなあ。

内的葛藤が中途半端に漏れ出してるから、殆んど放射能汚染に近い感じで周りに悪影響。

それが解るから尚のこと自己嫌悪。

悪化して自己否定。

どうすんの!?どうすんのヨ、オレ!?

つづくッ!

・・・また非生産的な自己否定だよ。

ていうか、内向的な時点で既に外部との接触が多いこの仕事・・・向いてないよな。

こんなくよくよ悩むくらいだったらもう死ねばいいやん。

いやあ、それはどうかと。

そうだよ。勿体無いよ。

あれ、ほんとに才能あると思ってんの?

いや、フツーに生きていけるだけの能力はあると思うよ。

そうかな、無理じゃない?

生きてくだけなら楽勝っしょ。

そうでもないよ~。

そうかな~?

ま、何とかなるって。

それで何とかなってたらこんな悩まないだろう。

だよね~。

ていうか、働け。

はい。