透明な微笑み/詩歌

底の知れない君は 透き通るように笑う

腹の底から 心が透けるほどに

底を見せない僕は 口の端が動くだけ

心の奥底は 仮面の下、隠してる

どうして心を 開けないんだろう

きっと 君には 簡単なことなんだろうな

どうしたらそうなれるだろう?

あんな眩しい笑顔できるだろう?

君の心は晴れなのに 僕は曇ったまんま

二人の間に何が 横たわっているんだろう

心の中の太陽を 見せられる君と

心の中の太陽を 隠してしまう僕と

その違いが 悲しくて…

僕の心に 雨が降る

この心に掛かる もやもやを

誰か取り払ってよ!

こんな曇った瞳じゃ

君を見ることも できないよ…

そして、雨が 涙となって落ちる…

でも…君は、

ただ、笑えばいいのよ、と

泣きながら

笑いながら

言うんだね

泣きたければ泣けばいい

笑いたければ笑えばいい

ただ、思い通りに

自由に 心のままに…

心が透けるほどの微笑を

心が融けるような微笑を

あなたの愛する人に

愛が伝わるように

>これ、一応僕の頭の中にだけ、曲があります。