来ないバス/夢日記

DATE::080115.tue

バス停に着いて時刻表を見てみると、まさに今すぐにでもバスが来るようである。

しかし、バスが姿を見せるべき方向を見てもまったく気配が無い。

どうやら遅れが生じているようだ。

待つべきかどうか悩んでいると、頭上のスピーカから男の声が聞こえてきた。

「上り線10時45分発のバスは現在遅れて運行しています。ご迷惑をお掛けしますがもうしばらくお待ちください」

僕は思わずそれに返事をした。

「何分遅れかは解らないのか」

それは向こうに届くことを意識していたわけではない。そもそも夢の中では声を発したかどうかすら定かならぬ。だが、運転手らしき男はさらに返事をくれた。

「え~、15分遅れですね」

思いがけない返答に驚きを禁じえない。

「あ、会話できるんか」

「そうですよ。もうしばらくお待ちください」

「あ、はい」

意表を衝かれると人間、妙に素直になるものだ。

さて、思いもかけず15分の待ちが確定してしまった。

僕は斜向かいのコンビニに足を向ける。

コンビニの中は氷の世界だった。

磨かれた氷の上にコインが落ちている。

…マリオ?

***///

…良く解りません。