スパイ大作戦/夢日記

■071117.sat

「このメモを…ここに隠そう。後から彼らがついてきてくれることを信じて…」

そう願いつつ、僕が今視点を同じくしている彼はメモを書き、そしてそれを破りて燃やした。

メモの内容ははっきりと見えなかった。

その後彼はそのモーテルを出て、隣国へと車を走らせ始める。

それが2日前の晩。

我々は彼の後を追っている。

害意あってのことではない。むしろ逆、彼を保護すべく彼を追っている同国人だ。

我々はスペシャリストだ。彼に害意を持つ者たちの矛先がいつ我々に向かったとしても、正面から跳ね返すだけの力があるつもりだ。いや、むしろそうしてもらったほうが彼への手勢が制限されて好都合と言えるだろう。

だが、奴等もそうバカではないのだろう、我々は大した障害にも見舞われずこのモーテルへとたどり着いた。

そして僕が視た通りにメモ台帳が発見される。そして、擦り出しでメモの内容が知れた。

メモの内容は彼の潜伏先だった。彼が我々と奴等のどちらが読む事を見越してこのメモを残したのかは判断できなかった。だが、この場所に行けばそれはおのずと知れるだろう。

「ほら!早く乗れ!事はあんたの夢見通りになってる!急げ!」

ぼんやりそんなことを考えていたら、ドライバー役にせかされてしまった。やれやれどうも僕は夢見がちでいけない。

車は海沿いの道を走り、そして海を越えて伸びるハイウェイへと進む。

ハイウェイは極めて補修状況が悪く、ぎざぎざのヒビが走っていたり、悪いところでは1車線丸々崩落している所すらあった。国家の崩壊はインフラの崩壊から始まる、と聞くが…全く、この見渡す限りの海の青さに対して、なんと血なまぐさい陰謀劇に巻き込まれていることか。

□ □ □ 

昨日の夢です。

今日の夢は忘れてしまった…

あ、でも、時刻をいじったので、順番はオタク判定の前になっているはず。

しかし書いた順番がオタク判定の後であることは上のURLで解るはず。

全部余談。