熱帯か!/夢日記

■071010.wed

近所の川は最近すっかり昔と変わってしまった。

水量が増えて川幅が増し、草木が鬱蒼と茂ってその隙間にボアくらいの大きなシマヘビが闊歩―もとい闊這しているのだ。

妙なカエルもいる。

1メートルくらいの長さの草を引っこ抜いて、カエルの鼻先に突き出してみた。眼球を覆う瞬膜が螺旋状の模様を持つそのウシガエルほどの大きさの灰茶色のイボガエルは、口を大きく開けて目の前の草に飛びついた!みるみる飲み込まれてしまう草。僕は慌てて草を手放し、カエルの口からかろうじて手を引いて逃れた。

なんて貪欲なカエルだ。

川沿いの道は次第にアスファルトの舗装が失われ、茂みに変わっていった。蛇などの生き物が怖いので転落防止柵によじ登ってその上を進む。

すると、行く手が川に寸断されてしまっているのが見えてきた。橋は架かっていない。アスファルト舗装も含め、こちら側を通ることは諦められたらしい。