'07シーズン反省会(球)/Hawks
茅野アナに同意。
今季ワーストゲーム。
だから若手(ry
王監督は本当に選手の精神面を考慮した選手起用ができないな~。
打撃に優れた選手を見出す打撃コーチとしてはとても優秀だとして、監督としては戦略眼、戦術眼ともに難があると思います。
さて、反省会の最後の記事、行きます。
さて、捕手の考察の部分で避けたリードの話です。
今季のホークスの投手陣はとにかく球数が多かった。
120球で降板するのが目安ですが、120球で5回6回までしか投げられない。
試合が終わるたびに球数を見るのが僕の常なのですが、おおよそ平均して一人の打者に4球から5球を費やしていました。
なぜこんなに球数を投げるのか?それはリードのせいであると思います。
ホークス捕手陣に共通するリードの特徴に、「2-0、2-1のカウントになったらとにかく一度外角に外す」というものがあります。しかも、はっきりと外に構えて外す。打者にも解りやすいくらいに。これによってカウントは2-1、2-2になります。ここで次の球でアウトが取れたとしても5球あるいは6球、掛かる計算です。
このリードが全て悪いわけではありません。ただ、状況によっては早く勝負に行くことも重要なのです。
その状況によってリードを変えるということがホークス捕手陣にはできていませんでした。いつも慎重に慎重に行き、球数を重ねる。
「慎重に、時に大胆に」これがいかに相手のリズムを崩すか、それが解っていない。
その結果は、完投数の少なさに現れています。
120球前後で完封するとして、例えば被安打3、与四球1で終わるとするならば打者31人、一人の打者に投げられる球数は4球を切ります。4球を切るには、下位打線にもアウトコースの見せ球を使うような余裕はありません。いえ、もっと高度なリードが必要です。
それはホークスに所属するどの捕手にも要求できないものでした。
このため、先発投手は7回まで到達することすら難しくなり、必然的に中継ぎ陣への負担が増しました。
抑えは絶対的な馬原がいますが、その間が昨シーズンと同じ活躍ができない。
途中で水田が中継ぎに回って活躍しだし、8回は計算出来るようになった。それでも7回が乗り切れない。左も右も……
終盤にようやく柳瀬が本調子になり、三瀬が1年越しに復活。まあ、これでなんとかクライマックスシリーズは乗り切れるかなぁ?
しかし、球数過多で先発に疲れが残っており、それが解消できるかどうか…
しかし、今季チーム防御率は"nearly equal 3.00"ですから、これ以上の贅沢は言えません。
チーム打率もリーグ1位ですし、これで勝ち星を重ねられなかったコーチ陣の戦術的、戦略的手腕の責任は問われてしかるべきではないかと思います。
冒頭では無いですが、特に王監督。
加えて、ホークスには「人柱伝説」というのがありまして、1999年の根本氏、2000年の藤井投手、2003年の小久保大怪我→不可解移籍と、悲しいお知らせのある年に優勝するジンクスがあり……(以下略)
これ以上監督を続けられると本当に不吉な想像ばかりが出てきますので、どーか今季かぎりで勇退くださいますよう、お願いいたします次第です。
できるなら今季ジンクスを破って優勝して、王監督を有終の美で送り出したかったのですが……。
完全優勝が無理ならば、名目上の優勝をいただくしかない!
なんとか日本シリーズをゲットして王監督を国際野球復権の旗頭になっていただこうと思います。
(いや、ホント王監督の知名度とお人柄は国際的に活かすべきですよ。ホークスのグラウンドで死なれても、ご本人は本望かもしれませんが日本野球界が受ける損失は実は長島氏の比では無いと思うのです。世界少年野球大会に関わられておられたり、実際的な野球の普及、および野球を通じての国際交流において王監督が持つ影響力は大きいと思うのです。こんな偉大な方をホークスで酷使してしまっている現状が野球ファンとして心苦しくもあり……監督としての実力を不安視する思いも…げふっげふげふん…)
とにかく、勇退の道を切り開くために、もう一度闘志を蘇らせるのだ若鷹よ!!!
(あの孫の○ゲが「来季も監督を」とか言うから選手の「王監督は今季最後だ!」の気分が削がれたとも思っております。空気読め、○ハゲ!(あ…まいっか)