雨読み/daily
今日は涼しいねぇ。
今日は曇りだった。
ここ数日はぐずつきがちだったけれど、明日は晴れの予報。
晴れか。
ぐずつきがちだった先週、雨についてずっと考えていた。
僕は雨が好きで、雨が降る度に「雨」というタイトルの詩を書こうとするのだけれど、いつもダメ。先週もダメだった。
満足する出来にならない。
どうしてだろうか?
それくらい好きだと考える。
きっとそう。
雨を待っている。
人間ひとつところに20年も住んでいると、大体6時間先の天気くらいは風が運ぶ雲と空気で予測がつくようになるらしい。
雨が降り始めたら、それがいつごろ熄みそうか予想できるようになるらしい。
それは僕が雨を好きだから身についたのだろうか?
漁師が、農夫が、生活のために雨の到来を予測するのとは違って。
いや、そうじゃなくて、彼らと同じにこの能力を身につけたのだと思いたい。
そう、信じたい。
そういう気持ちとは別に、晴れの日は晴れの日でいいものだ。
誰かと、出かけたい気持ちになる。
雨の日とは、まったく正反対に。
雨が予測できると言うことは、その逆もできるってこと。
ただし、長くて6時間先までね。