時間の把握/daily

「一週間を短く感じるようになった」

「それは年を取ったってことだよ」

よく交わされる会話です。

しかし最近思うのですが、このように過去の一週間を短く感じられるようになった時、この人は先の一週間を計画的にすごそうと思うようになるでしょう。そしてそれは上手くいくかどうかはわかりませんが、とにかく計画的に過ごそうと試みることで一週間の計画の建て方を学んでいけるのです。

それは一種のアラートの様なものです。

一週間を早く感じたら、それは「一週間の計画を立てるようにしましょう」という合図。それは責任感から来るのかもしれません。一週間を無計画に過ごしてはならない、一ヶ月を無計画にすごしてはならない年齢…あるいは立場、そこからくる時間感覚のアラート。

研究室に配属された直後、教授の方々の「計画を立てなさい」という言葉が上手く理解できなかったのは、この時間感覚の差があったためでしょう。研究室で過ごすうちに一日が、一週間がどんどん短く感じられるようになりました。(つまり、昔は一日の計画も立てていなかったわけですが^^;)

未だに一日すらもうまく計画通りに過ごすができません。しかし、少しずつ計画通りになりつつあります。それは、予想外の出来事が減ってきているからです。若いうちは計画を立てても、予想外の出来事が起きてそれが狂って行ってしまいます。しかし、計画を立てて予想外の出来事を経験することで、予想外の出来事だったことが予想できるようになるばかりか、どのような発生しうる予想外を想定して余裕を持った計画を立てることが出来るようになると思うのです。それが経験というものでしょう。

いずれにせよ、計画を立てるということは日常の経験値を高めます。

僕も頑張って「計画通り!」と言えるようにこれからも計画立てて生きたいと思います(←今日を無為に過ごしてしまった反省も兼ねている)