撃墜王/daily
太陽が西に沈み、夜の帳が落ちる頃、黒光りする奴らが動き出す。
食事中、あるいは食事前の方はここから先はご覧になられないようにお願いします。
せわしなく2本の触覚を動かし周囲を警戒するその姿、不気味。
てらてらと油をたらしたかのように黒光りするその背、不愉快。
ゴキブリとは何と不快な生き物だろうか。
僕が殺めるにためらいを感じにくい生物ランキング堂々の第2位である。
(1位は蚊、3位は蝿)
今日も2匹撃滅した。
久々に往年のハエタタキ捌きを疲労する羽目になってしまったよ…。
ゴキブリとは言え殺すとちょっと可哀相な気になるので、なるべく出会いたくないのだが、出会ってしまったからには仕方ない。
見敵必殺の心得の下、二撃必殺でござるよ。
何故二撃か?
一撃で完全に殺そうとすると、力が入りすぎてモザイクが必要な状態になってしまう。そうなると後始末も大変である。
しかし、手加減しすぎては奴らは仮死状態に陥るだけで、後々ゴミ箱から這い出して禍根を残す仕儀となる。
故に、僕はまず敵の前方目掛けて初撃を振り下ろし、半死状態に陥れる。
次いで二撃目を振り下ろし、確実に完全死へと追いやる。
これが対ゴキの鉄則なのである。
ちなみに、殺虫剤は使わない。
慣れれば殺虫剤よりハエタタキのほうが余程確実性が高いからだ。
一噴射で斃せないので、逃げられることが多い気がする。
周りに殺虫成分が拡散するのも何か後味悪いし。
しかし、ここ数年、あまり見なかったのだが、今年は暑いせいか多いような気がする…。
高校時代とかは、ひと夏で二桁の撃墜を記録した事もあるが、できることなら出てきて欲しくないものだ。
(…一つエントリ書き込むだけでエネルギーが尽きる…まだ寝てないと駄目か…ふぅ↓)