夢日記060116

■Jan.15.Sun -1

大型のショッピングセンターを歩いている。

ここはアメリカだろう。店員と客と商品の感じが映画で見たものと似ている。

僕は小物を売る陳列棚の一番下に、ひっそりと白い石から彫り出したお守りが並べられているのに気が付いた。

デザインのバリエーションは、十字架、三日月形、ユダヤの星、万字…節操無いデザイナーだな。

(ここだけはアメリカであることについてデリカシーを失っている。苦笑)

幾つか手に取ってみる。面白いから買って帰ろうかと一瞬考えるが、冗談にしては笑えないのでやめておいた。

その棚を離れて再び広大なショッピングセンターを歩き始める。

すると怪しげな男を一人発見してしまった。

大柄な黒人の髭男。それが何か怪しげな紙袋を置いて去ろうとしている。

立ち止まった僕ときょろきょろと周りを見回したそいつと目が合った。

瞬間。

向こうはコートの内に手を入れた。

僕は横っ飛びに逃げる。

火薬の炸裂する音とフローリングが弾けたり金属製のラックに穴が開く音が乱雑に耳に飛び込んでくる。

どたどたという背後の足音に振り返る余裕は無い。耳元に風を切る音が聞こえるほど全力で走る。

角を見つける度に必ず曲がり、必死に追跡者を撒こうとする。

広い、このショッピングセンター広い、広いけど、逃げ切れない。

流れ去る景色の中に人々が逃げ惑う姿を見る。今視界の端で女の子が転んだ気がした。が、正直自分が逃げるのに精一杯で見なかったことにした。

足が遅いのか?あっちが早いのか?運がいいのか?悪いのか?

そんな無意味な思考に支配されてひたすらに駆け回る僕を次の変化―というか結末が襲った。

爆音と衝撃波と閃光と細かい破片と大きな塊。

爆弾が爆発したのだ。

体が宙に浮いて世界が回る。そして僕はどこかに落下した。

目が回った状態のまま、箱詰めコーンフレークの山から僕は這い出した。

首を曲げてあたりを見回すと、さっきの男が段ボール箱の下でのびているのを見つけた。

ショッピングセンター内は、誰もいない。

僕と犯人以外に怪我人はなさそうだ。

脱力した僕が足元を見ると、さっき買うのをやめたお守りが転がっている。

僕は宗教を選ばず全部の種類を拾ってポケットにねじ込んだ。

迷惑料として貰っておこう。

とにかくどんな神様でも良いから二度とこんな騒ぎに巻き込まれないようにお守りして欲しかった。

>よく考えたらあんな大立ち回りが発生して逃げないほうがおかしい。あの追い駆けっこは被害を減らしていたのか…と尤もらしい解説してみる。

イスラムにお守りってあるのだろうか?夢の中では三日月で代用しているが絶対間違っていると思う。

■Jan.15.Sun -2

雲の上?異次元世界に喋る犬と一緒にいる。

その犬は次元に穴を開けて、現世に帰る道を作る。

そして僕はその犬の背中に乗って現世に帰る。

その途中にパーキングエリアがあって、そのコンビニで夜食を買う。

もののけ姫のような?