frontline/凹

時折、

「お前が嫌いだ!」

と思うことがある。

このお前とは、僕のことを指している。

つまりは自己嫌悪である。

自己嫌悪の恐ろしいところは、自己嫌悪している自分に更に嫌悪感を感じて、自己嫌悪スパイラルに陥る点にあります。

ここから際限無く落ちていけば、僕に関しては自己嫌悪は自己否定になり、自己否定から消滅志向へと落ちていきます。

(「消滅志向」とは、自殺のような積極的な消滅だけでなく、「何か突発的な事故が起きて、reasonableに死ねないかな」とかそういう消極的ながらも、何となく自己の消滅を志向することを指す自分語。哲学や心理学に無学なもので)

十数年前からこれに悩まされてきた僕がそれでも猶、今現在生存しているのは、この悪循環から抜け出すための一応の手段を持っているからで、それは単なる「虚像による自己肯定」だったりする。

「自分はやればできる子なんだ」と思い込むことで立ち直るのです。

しかし、未来が多く残された少年時代ならまだそれで通用したが、未来が定まりつつある今に至っては、自己嫌悪の精神を説得できるだけの力を失いつつある。

拡散する思考によって論理的思考は阻害され、地道な努力もままならない。

自信喪失状態には堪える戦況でございます。

現実逃避で引き伸ばし戦術に出て何とかやり過ごしているものの、戦況を好転させるような材料は何一つ無く・・・う~む、生命維持の危機が迫りつつあるかもv(^_^)v