2010-01-01から1年間の記事一覧

森博嗣『εに誓って』講談社文庫/読書感想

バスジャックが発生する。 犯人は、人質達に外との連絡を許可する。 まるで、反応を伺うように。 一連のギリシャ文字を共有する事件。 その背後には、かつて自由へ至る解として殺人を選択した経緯を持つ世界的な天才が? 面白い。 うーん、そだね、メインの…

西尾維新『クビシメロマンチスト』講談社文庫/読書感想

2010年6月12日読了です。今、19日。やべ、一週間前か(汗 あー、これは、なんていうか、ミステリとしてどうなんだろう? 情報が少なくて限定できないはずだけど、だいたい正解になってしまう。 それが結局ハズレてしまう理由が、「嘘」だというのが、また。 …

西尾維新『クビキリサイクル』講談社文庫/読書感想

うーん、天才を隠すなら天才の中、か。参りました。でも、俺は割と人間の平等さを信じてるんだ。才能は欠陥によって購われる。 書こうと思えば普通に書けると思うんだけど、そうしていない感じがするクセのある文章。 玖渚友を受け付けない人は多いだろうな…

伊坂幸太郎『陽気なギャングが地球を回す』祥伝社文庫/読書感想

2010.06.01くらいに読み終わった。 直後のツイートでは、こんな感じ。 #nowreading ていうか、読了なんだけど、伊坂『陽気なギャング~』面白かった。現代的で読者の欲求に合致している。伊坂氏の特色は非日常へのショートトリップだよな。安近短。 『オーデ…

何エフェクト?/daily

革靴の先に蝶の羽根が付いている。って書いたら正気を疑われそうだけど、残念ながらガチ。 いつのまに踏んじゃったんだろう(´・ω・`)合掌

twitter/daily

ご覧の通り、ツイッターとの連携を開始しました。 放置状態でも更新できるから安心だね! ……いや、なんか違う。 ツイッター楽しいなぁ。 というか、主にツイッターのホークスのハッシュタグ(#sbh2010)が楽しい。 2ch実況板とは違う書き込みやすさがある。…

鳩山首相辞任/侏儒雑観

選挙の前から西松建設の疑惑があって、僕は思っていた。 「政権交代成ってもすぐに2トップは辞任するんじゃないのか?だといいがな」 そこから長かったわ。 マニフェストね。実現ムズカシイの解ってた。 解ってたけど民主に入れたの。 なんかさ、マニフェス…

映画『AVATAR』/映画感想

2Dで観ました。 3Dだったら酔ってたかも。 なんとなく、『ロボコップ』を思い出した。 最後のワークローダー?なんかそういう、ロボットと主人公の戦いを観ながらそう思った。 あれは、スラムの人たちの権利を守ったんだけど、それとも違うテーマだよね。 あ…

舞城王太郎『煙か土か食い物』講談社文庫/読書感想

明日早いけど、俺なら感想書けるはず。チャッチャッチャ。 さて、読み始めて感じるのはハンパないドライブ感。 このドライブ感というものは、つまり「おう、新しい車買ったんだ。お前乗せてやるよ」てな感じで、開かれた助手席のドアに押し込まれるのに等し…

#nowreading『煙か土か食い物』/小説感想

舞城王太郎の『煙か土か食い物』が天才の犯行過ぎて生きるのが辛い。 まだ半分しか読んでないけど、これがデビュー作とか頭がおかしい。 ていうか、メフィスト賞はおかしすぎる。 文体が壊れているようで、壊れてない。ギリギリのラインを保ってる。 まあ、…

トリップ/夢日記

*20100509.sun* 古民家を再生したバスの待合所。前のロータリーではうす茶けた雪の轍が融けかけている。 雪の色はまだ深い青。夜が明ける寸前の色。 細い木枠にガラス板がはめ込まれている。からりと開いて中に入る。 中央のストーブにはまだ火が入っていな…

常識にとらわれない会社/ 夢日記

*2010.04.30*夢日記 神社の神主の資格を取るように会社にお願いされて、しぶしぶ引き受けたのだが、その資格を取るための学校がGW真っ只中でしかも先約と時間まで重なっていた。渋りつつ、説明するが、入校式が大事そうなのも分かって困る。 =*==*==*==*==*=…

福沢諭吉『学問のすゝめ』岩波文庫/読書感想

これは素晴らしい名著。 これを学ばせないなんて嘘だろ。 「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らずと言えり」だけが有名だけれど、実学の希求と、その努力の如何だけが人間の貴賎を左右し、男女老若に差別のないことを説くこの書は現代にも十分通ずると…

1年目を振り返ってみた

一応、社会に出て1年経ちました。 いやー、社会厳しいっすわー。何か半年前にこの記事を見たのを覚えていて、 http://d.hatena.ne.jp/MATO/20091014/1255526719自分もちょっと振り返って考えてみる。 収入 社員20人くらいの多分、典型的な中小企業にいます。…

論文/夢日記

2010.04.17夢日記 酔っ払ってかつての研究室に顔を出した。 先輩たちがいて、論文の概要があって、添削して、朝になった。 =*==*==*==*==*==*= 箱キャンだった。 同級生だった方が博士論文の公聴会をやるという連絡が入ったからですね おめでとうございます。

被言及について

いつのまにか増田で言及されていることに今日、ふと、自分のidをgoogle検索をしてみて気がついた。コレね↓ 質問に一括して答えてみる(「教科特別講師」関連) 1年も前の話。 これは僕のコメに律儀にも応答してくれているわけで、idコールしてくれれば少なく…

Twitter/夢日記

ツイッターでなにもしてないのに30人ものユーザーにブロックされてた。 そんな夢を見た。 それだけ。 短い。 ryoshihiraってユーザでやってます。

NPOと寄付について

うーん、門前の小僧レベルのNPO法人に関する基礎知識しかないはずなのだけれど、ちょっと主にはてブの反応が気になるので書く*1。 というか、自分のレベルでは分からんことだらけすぎてむしろ助けて欲しいと思って書いていたりする*2。 とにかくわけわからん…

お休みです/daily

さて、新年度の週末。 もう今の会社に1年か。うーん、1年のまとめは、昨年度の手帳を持って帰ってからにしようかな。今週は置いてきたんだ。まとめる時間がないと思って。 昨年度のまとめとしては、仕事面と財政面とで別々に語りたい。 来週の土曜日が休みの…

はてブツイートはじめました。

忙しくて慎重に検討できてない気がするけど、とりあえず導入。http://twitter.com/ryoshihira無言ブクマ=無言ツイートというtwitterを無下にする行為は慎まなければならない上に、ブコメを推敲してもtwitterには推敲前のものが載ってしまうので、ハードル上…

月刊実は……。/daily

会社から一人、また一人と人が消えていく……。気付いているのは僕だけのようだ。みんな忘れてしまったように新しい人を使う。まるで人は替わっていないかのように、同じように。 僕だけがその人の前の名前を知っている。知っているんだ、顔は……憶えていないが…

護衛チーム/夢日記

*2010.03.28/sun*夢日記 駅の階段を降りる男たち。少し腰高でがに股の足取り。個性的な服装。 彼らは護衛チームだ。 チンピラが普段からそうするように周囲を威圧し、一般人を遠ざけている。 それは、普段どおりを装っているが、視線は横暴者のそれではなく…

エラリイ・クイーン『シャム双生児の秘密』ハヤカワ/読書感想

ダイイングメッセージを取り扱った作品ですね。 なにげに国名シリーズは初です。 オーソドックスなかんじで読みやすいですね。 ただ、これ指輪の件がなかったらどうやって正解にたどり着くんですかね? まあ、そのための小事件なんですけど。 それにしても意…

ガイドポスト/daily

今日明日いろいろと更新する予定@3/21 なので案内用の記事ね。 ・未来/夢日記(2010.03.21 17:37) ・小松左京『日本沈没』小学館文庫/読書感想(2010.03.21 22:55) ・デイブ・ペルザー『“It”と呼ばれた子』ヴィレッジブックス/読書感想(※黒いです)(201…

2010シーズン開幕!/Hawks

おおー、勝った! ダルビッシュ調子悪かったな。直球が走ってなかった序盤に捕まったのが痛かった。 新しいツーシームで切り抜けてたけど、小久保に打たれてしまった。 つーか、心配していた小久保がこの打撃とか、嬉しい誤算。ホント、去年から小久保さんに…

三連休の予定/dairy

春ですよー。 ぼっこぼこにひなたぼっこしたい。 19連勤の後の三連休は、まずはホークス開幕戦のチェックから。 松中は昨年9月の様子から予想できていた。松田の成長、ボムホの加入、柴原・川崎の復調気配で埋められる。気になるのは小久保の腹回り空回りと…

デイブ・ペルザー『“It”と呼ばれた子』ヴィレッジブックス/読書感想

ああ、暗い感想を書いた。気を付けて欲しい。続きをあまり読んで欲しくない。でも、これが僕の素直な感想。 これを読み終わった人に訊ねたい。 「これを現実と受け止められましたか?」と。 私にとってこれは現実ではない。 体験することはできない物語でし…

高松(讃)に行ってきた/daily

19連勤もあと5日。 昨日は香川に出張。 行きの列車の中で体調が悪くて、マフラーして縮こまって熟睡した。どうしようもない感じだったけど、微妙に体力を回復させることはできたかな。 高松には約束より1時間早めの到着にして、松下製麺所に行ってきた。 こ…

未来/夢日記

*夢日記*2010.03.14 ここは中学校だ。 級友はみな中学生の姿格好で、僕だけが今の姿。 そして窓の外は、山だ。 灰色の曇空、灰を被ったように褪せた緑の木々。 寒々しい世界。 「ここはどこだろう?」誰かが言った。 「ここは未来の世界」誰かが答えた。 …

支倉凍砂『狼と香辛料ⅩⅣ』電撃文庫/読書感想

巻末あとがきでも終幕を見据えてのコメントが出ている名シリーズです。 もう安定飛行状態ですね。 いろんな意味で。 もう感想で書くことはいくつもないですよ。 もう、俺が書きたいのは、この以下の白く書いたネタバレだけだ。 =*==*==*=ネタバレ=*==*==*= …