2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

上橋菜穂子『神の守り人』/読書感想

『守り人シリーズ』5作目。 上下巻です。 時系列的には、『虚空の旅人』よりもやや前から物語は始まり、『虚空の旅人』の事件が終了する頃にこちらの事件も終了するくらいでしょうか? プロローグ。 ロタ国の牢獄の城で、ある女の処刑が行われた。 しかし、…

上橋菜穂子『虚空の旅人』偕成社/読書感想

これはハードカバーにて再読。 図書館から借りてきてもらいました。 何かしら理由付けして「守り人」ってつけてもよさそうな気もするんですが、心機一転を狙ったのでしょう。 新ヨゴ皇国の南方にあるサンガル王国は南の国。 そこでは王子に次男が誕生すると…

(´Δ`)/Hawks

満塁弾とか……。 高谷……球威がないならかわすリードをしようぜ……。 少なくともスライダー一球もなしってのは、マジ、ありえない。 この敗戦は痛いなぁ。 つーか、采配がことごとく当たらないから、チームに一体感が無い。 勝てる気配が無い。 5位?なりたくな…

上橋菜穂子『夢の守り人』新潮文庫/読書感想

「守り人シリーズ」の3作目にして、一区切りの作品。 バルサはカンバルからトロガイ師の隠れ家へと帰る途中、人攫いに追われる歌い手を助けます。 そのころ、タンダとトロガイ師は病でも呪いでもなく人が眠り続ける現象に頭をひねっていました。 タンダは、…

8月の読書生活/monthly

■購入 8/1 森村誠一『人間の証明』、松岡圭祐『催眠 完全版』、宮沢賢治『銀河鉄道の夜』、松本清張『点と線』、宮部みゆき『今夜は眠れない』、村上龍『69 -sixty nine-』 8/14 二階堂黎人『聖アウスラ修道院の悲劇』、横山秀夫『クライマーズ・ハイ』、松…

上橋菜穂子『闇の守り人』新潮文庫/読書感想

こちらも4年ほどの月日を経ての再読。 『精霊の守り人』の続編です。 さて、女用心棒の短槍使いバルサは自身の因縁について自分の心の決着をつけるため、生まれた国であるカンバルを訪れます。 バルサの父に兄王を毒殺させ、物取りの犯行に見せかけて殺した…

ロバート・A・ハインライン『夏への扉』ハヤカワSF文庫/読書感想

著名なSF。 猫好きで本が好きな人に、SFの入り口としてお勧めするのにベストな一冊。 とりわけ最初の2ページが猫好きには素晴らしくたまらない名文。 21世紀に読む我々としては、この作品の初出が1957年であることに注意が必要。 あらすじはこう―― 1970年、…

サプリメント/daily

図書館の近くに住みたい(欲求)。 ウェブで得られる情報って所詮はサプリメントなんだよな。 中にはよくできたものもあるけど読みにくいし。 やっぱり書籍がいいよね! あ~超あたま減ったしっ♪♪♪ でも、都市計画系を読む気力はない。なんてゆーか、現行法…

相談と欲求/daily

よく考えてみたら、ヒトに相談を持ちかけた経験がほとんどない。 少なくとも記憶にない。 話の流れで冗談めかしたことは多いと思う。 けれど、助言が欲しくてヒトにアポイントを取った経験は、論文の調査以前になく、また、以後も親類・友人・知人に対しては…

上橋菜穂子『精霊の守り人』新潮文庫/読書感想

ハードカバー版から4年ほど経ての再読。 文庫版とハードカバー版では漢字が増え、それに合わせて表現を若干改めているそう(作者解説より)で、確かに少し印象が違ったように思う。 女用心棒の短槍使い・バルサは事故により川へ転落した皇子を救った縁で宮殿…

福田辞任/種々雑感

福田さんが辞任しましたね。 うーん。最初に聞いた時は「嘘!?」と思いましたけど、一晩開けて見ると福田さんらしいとは思いました。 頭はやっぱり悪くないんだと思いますよ。 ただ、先が見えているだけで先に見えている問題に対するアイディアがない。 だ…

8月のホークスまとめ/Hawks

8月最後は3戦連続引き分け……うーん、勝てる試合を落としたという意味では3連敗に近いメンタリティと言えるでしょうか? 本多の絶好調終了と、松中が避けられまくりなのは仕方ない。むしろ松田は絶好調で、日進月歩という印象。 打線の要・小久保の不振が深刻…

明日も本気出す/daily

人はいつもその人の考え方の範囲内でできる限りの力を出して生きている。 つまり、毎日毎時本気を出している状態なのである。と言えよう。 それが周囲から見て本気を出していないように見えるのならば、それは当人の心がけに問題があるのではなくて、当人が…