2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「スカイ・クロラ」シリーズのひとつ。順序はどれからでも読める。 なんともふわふわとしたファンタジーだ。 解説を鶴田謙二氏が書いている。 友人が好きなので彼の部屋で読んだことがあるが、鶴田謙二氏の作品もこんな感じだったと思う。 その浮遊感の理由…
DATE=080613.fri 表通りの角地に建つ洋風の建物に暮らしている。 部屋が広くて天井が高い。暖房効率は悪いが壁紙や調度品の落ち着いた感じはなかなかだ。 さて、夕暮れが近づいている。 この建物は北東に向かって開いているので夕方は早くから暗い。 少し、…
流石話題になっただけのことはある。 人物造形、舞台描写、展開すべてにおいて高得点。 素晴らしい。 これがデビュー作というのだから、まあ、いや、しかし、驚くのも変なのか? 力がしっかりある状態でデビューしてくる作家が増えているということなのだろ…
人間はそれ自体が情報の塊だが、応用の利く何がしかを作り上げるには総体から剰余を削り取り、本質を剥き出しにすることがまず重要だ。 創るという字は立刀によって玉削ることを指し、原石から宝石部分を剥き出しにする作業を指す。 では、削られる余分な箇…
犯罪予告検知のソフト開発へ=来年度予算で要求-通り魔事件受け増田総務相 6月11日19時1分配信 時事通信 増田寛也総務相は11日、インターネット上の犯罪予告を検知できるソフトウエアの開発費を、来年度予算の概算要求に盛り込む方針を明らかにした。同日開…
8日。 新垣は相変わらず安定せず。 でも2軍で球種を変えただけでフォーム固めとかしていないのは明らかだったので、こういう不安定さは首脳陣は覚悟しているはず……はず。 打線は右の普通の投手なら打てることを証明。 ホント、松田はボールさえ打たなきゃ3割…
秋葉原の事件。 被害に遭われた方々のご冥福、あるいはお早い回復を祈りつつ、こんな事件が多発しないような社会の構築に向けて努力を誓う限りです。 さて。 あちこちの情報源を見たけれど、犯人は本質的には普通の人間という印象を受けた。 確かに、アニメ…
雷句誠氏が小学館を相手取って原稿紛失に対する損害賠償訴訟を起こした件について。 原稿紛失に関するトラブルやらは昔から噂を耳にしたことがありましたが、訴訟沙汰がこんなに大々的に取り上げられるのは初めて見ます。 賠償金は原稿料の3倍ということです…
6月7日 対阪神戦ビジター 2-3x (10回サヨナラ負け) まさか杉内を10回まで引っ張るとはなぁ。 杉内はこの日、セットポジションからの投球でコントロールがばらついていた。 悔やまれるのは同点打を打たれた浅井に対する攻め方だよなぁ。外角の球を右方向に…
ドラマ『アンフェア』の原作小説として有名だろう。著者はシナリオライターから振り出し、本書で作家デビューとのこと。 シナリオライター出の弊としてセリフは上手いが地の文がト書きに感じられるというものがある(解説で新保博久氏も触れている)。本書の…
早々に改革を求められている後期高齢者医療制度、すでに一部報道あった適用状況が今朝の日経にも掲載されていた。 記事の内容から察するに、貧しい市町村の貧しい世帯ほど負担が上がったようだ。 どうも国が制度を作る際には声の大きい人々への対応を優先さ…
よく練られたプロットが鮮やかな作品。 プロットの良さで『火車』よりも好印象。 トリックらしいトリックはなく、スリルもほどほどだが、ジュブナイルとして面白く、多様な登場人物が織り成す意外な関係性の綾が見事。 なんだか宮部氏は遡るほどに鮮やかな作…
世界の都市計画の変遷をおおよそ時系列順に解説した書。 講義用のスライドショウをまとめたということで短くも手堅くまとまっており価格も1000円とお手頃。本書から参考図書への橋渡しになってくれる、都市計画学の良い入門書だと思う。 敢えて欲をかいた注…
日端康雄「都市計画の世界史」(講談社現代新書)で都市計画史をおさらい中。 都市計画は産業と切っても切り離せないんだよなぁ。 技術革新→産業構造変化→人口増・生活様式変化→都市構造変化 みたいな感じ。 この本以外で得た知識を混ぜた僕の脳内での人類社…
6/1(日) 対巨人戦(福岡ドーム) 5x-4 延長12回サヨナラ勝ち 復活…という感じでは無かったような……。ニュー新垣とも言い難い……。 新垣は7回2失点で100球を前にして交代。 腕の振りはだいたい戻っていたけれど、伝家の宝刀のスライダー(本人曰くバニッシュ…