これまでと違う新垣/Hawks

6/1(日) 対巨人戦(福岡ドーム) 5x-4 延長12回サヨナラ勝ち

復活…という感じでは無かったような……。ニュー新垣とも言い難い……。

新垣は7回2失点で100球を前にして交代。

腕の振りはだいたい戻っていたけれど、伝家の宝刀のスライダー(本人曰くバニッシュボール?)は封印されたまま。

その代わりにスラーブを投げていたようだ(ソースは西スポ)。

このスラーブとツーシームを的山がうまく使い分け、かつ腕を振ることに集中させるために細かいコースを支持しないリードをすることで抑えていたみたいでした。

的山は杉内といい、ようやくホークス投手陣の特徴をつかんできたのかも。……ベテランならキャンプのうちに特徴をつかんでおいて欲しいところですけど、ま、いいでしょう。

あとは巨人打線の早打ちにも助けられてすいすいと7回まで。待球作戦をとった相手に対してどうするかがちょっとなぁ……。初回のスラーブを見ての早打ちだったのかもしれないけれど、パなら新垣の投球の不安定さを見越して待球作戦でくる可能性が高い。そういう意味で保留。

それにしても7回のあの暴投は的山に捕って欲しかったけどなぁ……1塁のままだったら無死ということもあって1・3塁で交代だったのに……。

的山は盗塁も思うように刺せていないし、リードはともかくとして守備面での衰えは隠しようが無いですねぇ……。

来季は結局山崎かなぁ?

継投は失敗。

阿部を意識して9回も小椋を続投させたのでしょうが、それが裏目でしたね。小椋対阿部では今ならば確かに小椋でしょう。しかし、阿部は不調ですからそれは当然で、むしろ久米でもしっかり抑えられそうな気がしていました。

それ以上にラミレス対小椋においてラミレス優位と考えられなかったか。小椋がヒットを打たれたとすると、阿部を抑えたとしても1死1塁から久米投入という計算になる。逆に小椋がラミレスを打ち取って、阿部も打ち取れば、今度は何で小椋をあと1死で下ろすのか?という話になる。

どう転んでも不可解な継投です。僕は9回頭から久米で行くべきだったと思います。

それにしても2ベースは最悪の結果でした。

ホールトンは悪い時には出てきて最初の打者にストライクが入らないですね。良い時は勿論あのカーブが有効なのですがね。これではちょっと使いづらい。やはり先発タイプなのかなぁ。

馬原が7月くらいには帰って来れそうなので、あと1ヶ月(しかも梅雨なので試合は割と少ない)の辛抱ですが、小椋・久米の多用はちょっと心配ですなぁ……。

個人的には、右の中継ぎエース・久米、左の中継ぎエース・ニコースキーとして二人で7回・8回を、前後は相手打線の左右への相性を見て決定して任せる。9回は抑え・小椋でいいと思うんですがね。

王監督が久米みたいなタイプが好きなのわかってて書いてますけど。

先発が5回までしかもたなかったら、竹岡、三瀬、ホールトンかな。柳瀬は敗戦処理でしか使えなさそう。高橋徹は先発に期待しているので中継ぎには挙げない。

打線は、左腕アレルギーがひどい。特に小久保、柴原、長谷川。小久保はトシかなぁ?入ってくる球をうまく引っ張れないんだよね…。柴原は左投手が投げるインコースに滅法弱い。でもこれは普通の弱点。これが打てれば大打者。長谷川はまだまだ経験不足か。井手の復帰が待たれる。辻は相変わらず低めに強いが高めに弱い。落ちる球に合わせられるのでつい難しい球に手を出してる。

松中の足も心配。ホームゲームでは守備をさせたくないのだが、中西、小斉の守備があんまりにもあんまりなのかな。小斉はむしろ一塁は小久保以上に安心して見れる…使いづらい。

それから、バントは相変わらず下手すぎ。こないだも40分練習して、ていうかキャンプでも散々やってると思うんですが、もはやこれほどダメだと教え方が悪いんじゃないでしょうか?

最後に的場について。

森本は最後にチェンジアップを狙おうかと思っていたが、的場にアドバイスを求めたところ「ピッチャーは直球かスライダーを投げたい場面」と答えをもらい、狙い球を直球とスライダーに変えて結果スライダーを同点打したそうな。

的場さん…読みはいいけど打席では体がついていかないんですね…。