漫画館/夢日記

夢日記*081218.thr

今日も漫画館に来ている。

いつもどおり奥の書斎では漫画の神様が原稿を描いていて、

子供たちは好みの漫画を本棚から探している。

僕はまっすぐに廊下を通り抜けて庭に出る。

北側にある庭だが、建物の屋根の傾斜と築山の傾斜を計算して日当たりは良好だ。

何人かの観光客と、いつもの和尚さんが来ている。

和尚さんに挨拶をしていると、女性の観光客に声を掛けられた。

「ここはいいところですね」

「ええ、誰でも入りやすい場所を心がけております」

和尚さんが受け答える。

漫画に理解がある和尚さんで、建物が隣り合っていることもあって館長をお願いされたそうだ。

子供たちが建物から飛び出して元気に庭を走り回り始めた。

その時、一陣の生ぬるい風がさっと吹き抜けた。

僕と和尚さんは風の来た方向を見る。

海の上に雲が勢い良く沸き立っている。

その雲の動きはどこか不安定で、上空の太陽光が散乱されているのか紫や赤に染まっていた。

「なんだか妙ですね」

「渦を巻いているように見えます」

「みなさん建物の中へ」

僕らは怪しい雲の動きに興味津々の子供たちの首根っこを捕まえて、建物の中に入った。

そして、突風が吹き荒れて、風が物体を掻きたてる大音響が響き渡った。

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漫画館はときどき見るけど、書くのは初だね。

屋根の上を緑化していて、草庵みたいな感じ。

もいっこ送りオオカミ的なのも見たけど、自粛。