プレイバック25-27/daily

先週行った研究室旅行in愛媛について報告~。

行った第一印象は、「意外に面白い」でした。

行く前は、みかんと松山しか印象になかったけどね。

予備知識が無い分楽しかったです。

それでは、回想スタートです。

四国入りはしまなみハイウェイ利用。

途中で大三島大山祇神社に立ち寄りました。

全国の大山祇神社の本社ということで立派でしたね~。

中でも境内のど真ん中に立っている大楠は大迫力です。

やはりこの大楠をしるしとしてこの社を建てたんでしょうなぁ。

大山祇神社の大楠

おみくじ引いたら四番吉でした。

おみくじには百人一首が印刷されているらしく、僕のくじには在原業平のかの有名な桜の一首が。内容も良い事書いてあってちょっと悦。

神社巡り好きなので、全国の神社を廻っておみくじ集めをしてみようかな。安いし(←それかい!

さて、そんな新たな趣味を発見しつつ旅を進めます。

しまなみハイウェイに戻り、四国へ。

しかし普通の方法では四国入りしません、我らが橋梁研。途中で自転車を借りられる場所があったので、そこで自転車を借りて最後は自転車で四国入りしました。

ちゃりんこで四国入り

いい運動にはなったけど、一つの疑問が…。

このサイクリングロードって施工費一体どんくらいだろう…?

たったこれだけの為に…ぞっとしませんです…

楽しかったけどね。正しい事なのか、正しくないのか…うむむ…

さて、ひとっ走りしたところで車部隊と合流し、一路今治へ。

今治城に到着です。

工事中だったりして。大手門がコンクリで…粋じゃねぇなぁ…ま、しかたないか。

今治城アイストップ!?

天守からの眺めで一つ気になったのは、海へ向けた視線を遮るマンションだね…あまり大きくなくても城は城。地域のシンボルだから、天守から海や山などのランドマークへの視線は遮らないようにまちをつくるべきではないかなぁ?このマンションはど真正面ですごく気になった。

中身も総コンクリになってて、情緒はなかったです。

しかし、飾ってある武具は良かったな…。

郷土資料館を兼ねているところはご愛嬌か。

今治を出たらこの日のお宿の道後温泉へ。

着いた時にはすっかり暗くなっていましたので、晩飯食って早速温泉へ。

道後温泉入口投句箱道後温泉駅

いや~、良いお湯でした。

道後温泉は入浴だけのコースの他に、入浴後の休憩(お茶菓子付き)に又新殿(ゆうしんでん:皇族専用の浴室)の見学が付いたコースがあって、僕はお茶菓子付きで行きました。

建物も良かったですし、いい思い出になりました。

それから、温泉を出て気付いたのですが、投句箱が設置してありました。一応投句用紙を貰ってその後の飲み会中も考えてみましたが、季語が出なくて諦めました。その後も投句箱は駅前でも見かけました、子規にゆかりがあるだけに、というやつですか。

道後温泉駅もなかなかシックで良い雰囲気持ってました。

それから、駅前の時計台で観光ボランティアさんが解説していて、こういうボランティアの広がりは面白そうだと思いました。

昼もちょっと見てみたかったな~。

翌日、宿を発った我々は山道に苦しみました。

前日、「負けたらイッキの大富豪」でダメージを受けた連中が軒並みダウン…若いとは言えちょっとやりすぎました。反省。

そんな苦しむ連中を余所に、車は四万十へ向けて進みます。

途中で鮎を食えるところに行きました。

が、胃の調子が悪くて僕はうどんを食いました。うう…やっぱ無茶はするモンでねぇべな。鮎は高かったね~…探したらもっと良い店ありそうだった。

そんなこんなで四万十を見ながら更に上流へ。

沈下橋へとやってきました。

沈下橋を車で渡る…結構怖い全体像
沈下橋そっちのけもいっちょ全体

車で渡るのが結構怖かったですね。

そして河原が広い。あと、石が丸いね。それが印象的。

水際に至ったらとりあえず水切りをやるヤローども。流れが静かで波も少ないから遠くまで飛ぶんだこれが。

水は普通かな。これくらい山に入ればこれくらいの透明度は結構どこにでもあると思う。ただ、四万十は流量がすごいけどね。流量の割にはすごく綺麗。年々汚れていっているとも言うけれどね…。

ひとしきり川で遊んだら、滑床へ向けて出発。

2日目のお宿は滑床温泉です。

途中の細い道、普通乗用車がすれ違うのも大変なのに結構トラックが通ってて怖かった…。僕だったら間違いなく接触か脱輪かのどちらかだったろう。ドライバーの皆、お疲れ。

そんで着きました滑床は森の国ホテル!

うわっ!金田一だっ(違

滑床の渓流館!館!

いや~、あるもんだね。こういう山奥の洋館。思わず誰が殺人犯か探してしまったわ~(でも僕が一番怪しかった)

付近には滑床渓流があって、涼しげでしたね~。

ここはいい宿でした。料理も美味しかったし温泉も良かったし星空も綺麗だったし。料理は幹事が「コースじゃなくてバイキングな感じで…」と量を心配してお願いしていたのが、予想を超える量が出てきてびっくり。しかも美味いし。ウチの大食いどもがノックダウンされてました。

お腹いっぱいでこの日は流石に早めに就寝。

いよいよ最終日。

夜には福岡に帰るんだと思ってちょっと憂鬱でしたね…。

気を取り直して最初の観光地は内子。

歴史的な町家の街並みが…。

しかし、我々、見慣れてました。

むしろ若干寂しい感じかな…。時間がなかったので全て見られなかったのが残念でしたが、それにしてもちょっと「住人の気配」が少なすぎる。ちゃんと生きた街並みという感じがなくて心配になりました。

中心市街地はもっと川に近いほうにあるようですけどね…

cimg2400.jpgcimg2404.jpg

そんな内子の店先でぶち猫を発見。戯れまくりました。いや~、良い被写体の猫だったなぁ~(和み

そんな感じでちょっと和んだ後、屋根付き橋というやつを見に行きました。

川からのショットちょっと秋らしくショット

昔の暮らしが見える風景…良いっすね…。川の水も綺麗でここで買って来たコンビニ弁当を食す。

四国は全体に萱葺き屋根が多かったですね。仏木寺(あ、写真は無いけど2日目に行ったんよ)とか。あちこちあった。

さあ、最後の目的地、長浜大橋です。

日本でも珍しくなった可動橋の一つで、これはいわゆる跳ね橋、跳開橋というタイプだそうです。橋の中央部情報にある赤い塊がカウンターウェイト(中身はコンクリ)で、こいつで重量をキャンセルしながら油圧で動くわけです。

跳開橋・長浜大橋生活道路の可動橋

もう動かなくなった勝鬨橋とは違い、こいつは毎週日曜日午後1時に定期的に上げられるとか。地元では「赤橋」という愛称で親しまれているそうです。

かつての産業遺産がこういう形で市民に愛されているって言うのは、とても素晴らしい事ですね…これからもずっと守っていって欲しいものです。

ある程度の規模の団体さんだと事前に連絡すれば特別に上げてもらえるそうです。

こういう産業遺産や街並みを訪れる際は是非地元自治体に連絡してみるっていうのは大事です。観光ボランティアも全国に広がってますし、そういう旅の仕方も良いですよ…とちょっとアドバイスしてみたり。

さて、段々日も傾いてきて帰りの時刻が近づいてくる。

車は佐多岬へと進みます。

佐多岬~

風車とかあったなぁ~、みかんジュースを途中で買ったなぁ~、ああ、どんどん半島が細くなってくなぁ~、と思ってたら突如車内に響く破壊音!

ゴリッ!パリィン!

「あれ?今なんか踏んだ?」

初パンク目撃

その後、景色の良いところで止まった時に左前輪のパンクが確認されました。ガラス片を踏んだらしいけど、パンクしても結構車って走るもんなんだね…ちょっと冷や汗モノでした。

男衆がよってたかってスペアタイヤに交換。言うまでもなく戦力外な僕。作業を見ながら「やっぱ腕力って必要だな」と筋トレの必要性を認識。ジャッキアップとかマジ大変そうでしたもん。うう~、ドライブする時には必要かも知れんから、筋トレせんとな…。

さて、無事タイヤ交換を終えて佐多岬の先の御崎港からフェリーに乗りました。

四国ともサヨナラです。

佐多岬灯台に沈む夕日

佐多岬灯台に夕日が沈みます…。

…というわけで、帰ってきてしまったんですね~。

愛媛は意外に見て回るところが多かったですね。

楽しかったです。

今度はちゃんと「坊ちゃん」を読んで、俳句もちょっと齧って、訪れてみたいです。