少年魔道士/夢日記
*夢日記*081215.mon
(紆余曲折があったはずだが忘れてしまった)
予知通りに窓を破った石つぶてに続いて小柄なフード姿の人物が部屋に飛び込んできた。
それはともすれば小学校でも中級生程度の大きさで、俺はしっかりと予測された着地点で待ち伏せしてそのベルトを捕まえた。
俺は少年を吊り下げたそのままに飛び上がり、机の上へと降り立った。
「わわわ」と言いながら少年は慌てて呪因を床へとばら撒くが、呪因が起動して大地から呼び寄せた石の棘は床を貫くものの机の上まではその鋭鋒は届かない。
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少年は土系の術士らしい。
木質を自認する身としては親しみこそすれ、やられるいわれはない。
なんだか、魔女に命を狙われているとかだった気がするんだよね。
少年はその刺客ぞな。