長期連敗/Hawks
6連敗か。
まずチームの雰囲気が悪いわな。
王監督自身が弱気だし。
選手起用にも弱気が感じられるんだよな。
7月2日のホールトンのピンチの場面での交代は早過ぎた。先発ローテを守っていく上でピンチの場面でどういったピッチングを見せられるかはすごく重要なのに、それを見ないまま目先の勝利を取りに中継ぎを投入した。
出てきた久米はシーズン当初の球威なし。これは明らかに登板過多のせい。
7月4日も出てきて投ゴロを失策して降板。信頼性は失われつつある。
小椋も3日の試合で50球投げている。登板過多で失った球威を半月かかって戻したのに、また失いそう。
先発なら3失点までは我慢すべき。そしてそれをしっかり宣言しないと。
それから、ケースごとに登板させる投手を整理する。これは投手コーチの仕事。
今の先発陣なら5回2失点はほぼ達成可能。問題は6回以降。
今季の王監督は基本的に先発完投を基本プランとしているような節があって、それが後手の継投につながっている。5回2失点80球程度なら、6回までで7回から中継ぎ投入を考える。
9回は柳瀬、7回、8回は相手打線で左右を考えて高橋秀と小椋を1イニングずつ。
6回に先発が崩れたら高橋秀、小椋を前倒しで投入し、空いた7回or8回を久米に任せる。
これら勝ちパターンの中継ぎではイニング跨ぎは絶対にしない。
5回までで先発が崩れたら、竹岡、三瀬、ニコースキーでロングリリーフ。
この負けパターンではイニング跨ぎあり。
これくらいの基本ルールがないと、中継ぎは仕事がしづらい。
なにより疲労がたまりやすい。
今のホークスは勝ちパターンのはずの投手を負け試合でも使っているから、疲労感だけがどんどんたまっていっている。
そしてそうやって勝ちパターンの投手を負けパターンで投入せざるをえなくしているのが打線。
小久保が6月ものすごく調子が悪いのは分かっているし、なにより素人目にもスイングに気迫が篭っていなくて、迷いが感じられる。それは同僚の他の選手も感じていることだと思う。
的山、柴原が故障で出場できない今、出場選手登録を2つ削って試合をしている状況です。ベンチ入り選手は、そりゃあ24人ですから24人の枠が削れているとは思えないんですが、選手起用が苦しくなるのは当然のこと。
昨日の試合も小久保の欠場の後、一塁を守れるのが金子しかいなかったですからね。
小斉じゃなくて明石を落とす手もあったんだけどね。一応、外野手と認識されている小斉を落としちゃったから……。
左手首を痛めたようです。
うーむ。7月3日の試合でひさびさの猛打賞と、もしや復調か!?とか思わせた直後。
どうすんのかな、これ……。
大村さんは足が万全じゃないのか、それともFA権取得まで安全運転なのか、ライトの守備に慣れていないからなのか、それともそれらすべてのせいなのか、守備がヌルい。大村はセンターにしてライトは辻にしようよ。
とにかく、4番~6番が不甲斐ない。
ま、6月の交流戦優勝は、実は7番、8番の長谷川や辻が出塁して、1番本多、2番川崎が還す。本多・川崎を松中が還す。という、4~6番が通常の7番~9番に相当するような状況で点を取っていたからこそ勝てていたんですね。9番の的山、山崎もそれなりに打ってたしね。山崎は交流戦に限れば2割5分くらい打ったはず。
先発陣も疲れがたまってくるころで、前半戦で異常に球数が多かったうちの投手陣はこれからも苦境が予想されます。
的山、山崎のリードも研究されつくしてる頃かな……。
高谷が上がってくるらしいけど、的山の膝がそれほどに悪いのか、それとも山崎、的場が落ちるのか……。高谷が26歳で山崎が25歳だから、若いのを残して欲しいところ。映像を見たわけではないけど、的場のリードは伸びていない気がする。
7月3日王語録より―
(城所の打撃練習の打球を見ながら)
王監督 練習だとあんなに飛ばせるのにな。打球も鋭いし。練習でできるんだから、試合でもできるんだよ。試合になるとどうしても打撃が小さくなる。全部を打とうと思っても無理ですよ。神様みたいなバッティングはできない。そうだとピッチャーをやる人がいなくなるよ。
うーん。練習の打撃を出すために、あるいは試合で活きる打撃練習をするために相手投手のデータって重要だと思う。
ホークスは「この球種を狙っていく」とかチームでの意思統一を感じることが他球団に比べて異常に少ない気がする。
それは捕手のリードに裏返すこともできる。相手チームが狙い球を絞ってきているのに、それに対する感知が遅すぎる。だから大やけどを負う。
コーチの責任も大きいだろうなぁ。
監督、コーチ、選手それぞれの勝つための役割分担を再度明確にする必要がある。
そのために、まずはシンプルな采配をするべきだろうな。
ごくごく、常識的な采配を。
以上。