コンサルタント/夢日記
■071129.thr
「なぁ、おまえコンサルタントみたいなことやってんだろ?なんかアドバイスくれよ~」
色黒でアフロの友人がそう言う。
彼はショッピングモールの5階にスポーツショップのテナントを出していて、その経営が芳しく無いらしい。
「そんなこと言ってもな、俺はまだ学生なの。それにコンサルみたいなことっていうのも、土木コンサルであって経営コンサルじゃない」
俺はそう答えた。
「そう言うなよ~。むらおこし、まちおこしだって一種のマーケティングじゃねぇか~」
変な知恵ばっかりつけやがって。それなりに返答に困る切り返しをしてくる。
「だが、こんなおしゃれなビルに入ったスポーツショップと鄙びた村や活気の無い商店街を同列に扱うのは無理が……」
「だ・か・ら、そんな常識論じゃなくて、ほんとに困ってんだよ~」
もう半ばは泣き落としになりかけている。演技なのは読めているが、演技でも泣かすのは忍びないので仕方なく……
「じゃあ、こないだテレビで見たんだが……」
…とテレビで見たテクを教える俺。
…しょっぺぇ。
□ □ □
ほんとにしょっぱい。