亀田家…/ボクシング

亀田ファミリー四面楚歌。

あらあら…という感じになってまいりました。

僕は割と生温く見守って来たのですが、この試合は不味かったかと思いますね。

何か、記事を散見する限り、スポーツとしてのボクシングを代表して内藤選手が亀田家のショウを粉砕した、という構図になっているみたいです。

亀田家が登場した当初は、ボクシング界が興行場の問題からファン層の拡大に迫られていた時期であり、いろいろな工夫が図られていた頃でしたよね。ラウンド数を少なくしたり。

それで僕は、ボクシングはショウ化していくのかな……と、漫然と考えていたわけです。あんまり熱心なファンではないし。

そんな中で亀田家というのは格好のメディア展開の対象であって、面白がって広がっていった、という感じでした。そして、メディアが面白がる以上に、本人達の実力あるいは成長の余地は確かにあるんではないのかな、ショウっぽく始まってそして彼らがじっくり実力をつけながらボクシング人気を引っ張って行ってくれるのではないのかな…と思っていたのですが…

ちなみに、この辺の感じは過去の記事に出てます。参考までに

採点競技/Sports(2006.08.07)

亀田のあらくれ/Boxing(2006.08.22)

話題いろいろ/daily(2006.12.21)

こうやって振り返ってみると、採点の問題は半分終わった段階で途中経過を発表する形式になりましたね。

二つ目の記事に関しては、一年前の記事ですが僕自身じっくり大毅は育てていくものとみなしていますね……

三つ目の記事では防衛戦について触れています。そういえば結局興毅はこの後すぐにベルトを返上して階級を変えたんでしたっけ。あれは、ランダエタとの再戦を避けた、という印象でしたね。そういえば。なんだか、この王座返上あたりですでに亀田家のやりかたについて批判は相当広がっていたように思います。

そして、あまり大きくないジムで、地道な努力から三度目の挑戦にして王座を捥ぎ取った内藤選手ですね。スポーツとしてのボクシングを背負って今回の挑戦を受けた…と。

大毅選手と内藤選手の間には明らかな実力差がありましたね。この段階での挑戦は無謀だったと言えるでしょう。試合前の発言も虚勢で相手のペースを乱そうとしている(喧嘩で力が劣る側がとる定石?)ものと思われ、実際、内藤選手が背負っているものの大きさはかなりのものだったので内藤選手もかなりきつい精神状態にあったと思います。

それで、あの試合内容は当然の帰結だったのかもしれません。

お互いイライラしてましたが、それにしても大毅選手は…なんというか…醜い。

解説もねぇ…TBSも焦っていたのかもしれません。ウマい汁が出る木が枯れかけているのに、必死で吸い尽くそうとして自らの墓穴を掘った感じがあります。

内藤選手、大人だったなぁ。

ちゃんとボクシングやっている人もまだ居るじゃないですか。

僕は知らなかった。

弟の勧めでニコニコ動画で内藤選手がポンサクレックからベルトを奪取した試合を見ました。

あれが、正しいボクシングですよね。アウトボクサー同士の白熱した試合でした(ていうか、あれで本調子でなかったというポンサクレックは化け物ですね)。

ああいう試合こそゴールデンでやるべきだと思うんだ。

内藤対大毅の放送の最初の一時間はどーでもいいドラマ仕立てだったらしいけど、この内藤対ポンサクレックをやったら良かったのに。

そしたら一層、亀田家の異常が際立っ…もごもご

とにかく、あのアドバイスはマズイですよ。

馬脚を顕したって感じ。

あ~、なんか、残念です。

亀田家は一からやりなおすしかないよ。

あと、TBSも一からやりなおすしかないよ。不二家報道の件もあったし。

それから、フジサンケイも何となく取り上げる頻度が高すぎやしないかね?msnニュースで見かける頻度が異常なのですが?そーいう姿勢はやめにしない?

何か、マスコミって厄介。