編集/daily

8月、9月、10月に書いた小説を読み返す。

まず思うのは、部分ごとのクオリティがまちまちだってこと。書いた日のテンションが直結している。前後の章のテンションの差に気がついて、描写が煮え切らないものとなっている箇所もある。また、その結果として登場人物3人の描写が揺らいでいるのも問題だ。

第二にそういう刹那的な感傷に支配されているために、ストーリー全体を見通したバランス感覚が欠けている。各章の厚みにバラつきがありすぎる。

エピソードは揃っているので全体を整える作業が必要だが、感情的な文章に影響を受けて編集視点がブレないように気をつけねばならないだろう。

また、場合によっては一つの章を丸々書き直す必要もあろう。