変化/daily

正しい事を書いているだろうか?

正しい事をしているだろうか?

不安になる。

誤認や誤解の積み重ねが恐ろしい。

独善や偏見の露見に怯える。

全ての行為が自己満足に過ぎない。

それを超えて人の役に立つ事は保証されない。

人為とは、いや、あらゆる事象はその主体が満足するために過ぎない。

水は重力に従って高きより低きに流れ、重力的な安定を得る。

放射性元素は物理的作用に従って原子核崩壊を起こし、安定元素へと変わる。

自己が満足していない状態は、即ち、自己が存在するのに不安定な状態である。

しかし、人間は社会的生物であり、自己だけが満足する事は許されず、全体の利益への貢献が常に問われる。

利益を著しく損ねれば、様々な方法によって追放の憂き目に遭うであろう。

その折り合いがつけられるかどうかが、大人になるって事なのだろう。

自己が満足しながら、他人も満足させられる。その満足が最大となるポイントを察知できるか否か。

そのためには自分を調節し、あるいは相手を誘導せねばならない。

毎日が試行錯誤だ。

調整、修正、矯正。

幸福を最大化するために、周りを見、聞きして、感じて、考えて、行動する。

失敗して、反省して、学ぶ。

挑戦して、結果を出して、経験を積み上げる。

そう言い聞かせながら、鼓舞しながら、毎日を暮らしている、生きている。

安定するまで、変化し続ける。

誰もが何時も変化している。

何かを放射しながら、その放射の方向とエネルギーをコントロールしながら。

正しいと思える方向に、必死に舵取りをする。

柄を握り、足を踏ん張って、歯を食いしばって、五感を研ぎ澄まして、時の激流を下っていく。

そんなことを考えながら、どうにかこうにか生きている。

こんな言い古された事を自分で自分に書いて見せながら、生きている。

ちょっと不調。

アア…ハズカシィ…。