決戦直前(Japan v.s. Brazil)/WorldCupFootball
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決戦…と言ってもこれは日本から見た一方的な位置づけですね。
しかし、この日本対ブラジルの一戦は、日本代表のジーコ監督下4年間の集大成を見せなければならない、報告義務を果たす意味での一戦であり、かつ、これからの4年間の課題を見つける精査の意味での一戦でもあるわけです。
一方、ブラジルにとっては消化試合に過ぎないわけですが、しかし、無駄には出来ない試合です。
何故なら、強い強いとは言いますが、チームとしての調整が完全な状態で完勝したとは言いがたいからです。…とは、数々のスポーツ紙やネット上の記事にも書かれてますね。
それでも“個の力”で勝ちを収めてしまうから笑ってしまうんですけどね。単独での打開力高過ぎ。
しかし、アルゼンチンやポルトガルがかなり調子良くリーグを勝ち上がっている現状を見ると、ブラジルもそろそろエンジンをかけて日本など一蹴したい所。
そんな感じの日本戦。
スタメンがすでに発表されていますね。
GK 23 川口 能活
DF 14 三都主アレサンドロ
DF 19 坪井 慶介
DF 21 加地 亮
DF 22 中澤 佑二(cap)
MF 7 中田 英寿
MF 8 小笠原満男
MF 10 中村 俊輔
MF 17 稲本 潤一
FW 11 巻 誠一郎
FW 20 玉田 圭司
2トップは玉田と巻!
ジーコの決断!期待しましょう!
福西に代わってボランチに稲本が先発ですね。
クロアチア戦の好プレーが正当に評価された結果でしょう。
宮本に代わるキャプテンは中澤…4年後のキャプテンは彼。当然の選択か。
そして、代わってディフェンスラインに入るのは坪井。
オーストラリア戦で途中退場しただけに、この試合に全力を投じて欲しいです。
一方、スタメンを落として迎え撃つブラジル代表は…。
GK 1 ジーダ(cap)
DF 3 ルシオ
DF 4 ジュアン
DF 13 シシーニョ
DF 16 ジウベルト
MF 8 カカ
MF 10 ロナウジーニョ
MF 17 ジウベルト シウバ
MF 19 ジュニーニョ ペルナンブカーノ
FW 9 ロナウド
FW 23 ロビーニョ
ボランチはジウベルトとジュニーニョ・ベルナンブカーノ、2トップは調子の上がらないロナウドとロビーニョ。
…う~ん、あんまり落ちた気がしない…。
ロナウドは、本戦でのスタメンを賭けての出場になりそうです。
動きが自身のイメージからすら懸け離れているように見て取れます。
そして、初出場の若手が本戦、あるいは次回大会のスタメンの座、そして名を売ることを狙って、本気で来そうです。
ロナウジーニョとカカーは安易に手を抜くような性格じゃないしな…むしろもてあそばれそうだ…。
さて、試合開始まであと10分。
好試合を期待します!
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玉田!
やればできるじゃないか!
素晴らしい!
他にも攻撃には色々なチャレンジがあって面白い。
この調子であと2点!取る気で行け!
ディフェンスは、最後の失点はいただけなかったな。
ロスタイムは1分だっただけに、あのワンプレーさえ防ぎきればリードして迎えられたはず。
中澤はキャプテンマークをつけたディフェンスの要なんだから、全体を見回さなきゃダメだ。指示受けて壁になる癖が出てる。
後半は意識して欲しい。
川口は相変わらず、神懸かったセービングを見せている。
後半も頼む。
ジーコ監督は、ロスタイムの失点を無価値にするコメントをすべきだね。
「ブラジルから無失点で勝つ気だったのか?」
「1失点があの1分に出ただけだ」
「攻撃は上手く行っている。あと2点取って来い」
「そして、ディフェンスはもう1点もやるなよ」
って、感じかな。
後半が勝負です。
さて、ブラジルはやはり調子が出ていない。
ブックマークはまた下がるな。
それでも個の力で崩しに掛かれるのは流石。
王者の意地か、日本の執念か。
勝負の後半!