愛・罠・脳/daily

くっ、思い憑きで散文書いたら、宇宙に関して疑問が湧き出てしまった…。

一つ、光速度一定の法則に従い、かつ時間の進行は光との相対的な速度差によって歪められるのであれば、光自身にとっては時間は静止状態であるのではないか?

…むう、つまりはそれが時間と空間の等価性ということなのか?

ローレンツ時空とはそういうものなのか?

物理学からしばらく離れているから分からない…<(-_-#))>

二つ、無の揺らぎから始まり、空間が膨張し続けているというのは、どこへと広がって行っているのか?

この指先のあたりも、頭のてっぺんも、それぞれがそれぞれに三次元に膨張して行っていて、つまりは新しい次元に光が漏れ出して行って、そこが三次元になっていっているのかしら?

うわあ、全く分かんない…<(-_-#))>

三つ、もし、宇宙が絶対零度まで冷却したとして、そこに浮かぶ星々は一体どうなるんだろう?

取り敢えず、赤外線その他によって熱は放出される。

次に、原子核崩壊によって、放射性元素のエネルギーも放出される。

恒星の核融合もいずれは止まり、鉄やその他の安定元素の塊が残る。

それでも重力は残るから、夢幻の時間を掛けてそれらは近付き、衝突して、“燃焼”する。ガンマバーストなんかやりつつ、有象無象がひたすら一点に収縮する。無象とは、ダークマター

そんな衝突には、ブラックホールも含まれているだろう。

そういう有象無象は最終的にはコイツに喰われる。

そんでブラックホールは、光を放射していつか蒸発するので、全てが光になる。

そして、絶対零度を超えて?宇宙は膨張を続けて?存在するもしないも区別がつかないほど冷却して?ほとんど無になる?

?ここが終着点で良いのか?

ああ、起き抜けに埒も無い事を考えてしまった。

それが思考する脳の罠。

だが、それを愛するのが知。

知りたい。

物理学の専門書が欲しいわ。

そしてそれを理解できる脳が欲しいわ。

ところで、はてなで注目記事になっている「シュレーディンガーの猫の核心 by南堂久史」は変だ。

凄く少数の人しか指摘していないが、統計力学が全く視野に入っていない。何故だろう?

詳しくは、Wikipediaの同項目を見て欲しい。

浅学なので完全に違和感を説明する自信が無い。

更にWikipediaの説明が薄い部分について不確かな記憶をたよりに蛇足。

僕は、シュレーディンガーはこの猫のパラドクスを、アインシュタインの「神はサイコロを振らない」に代表される「確率に委ねる量子力学」への反論に対して、論点を明確にするために用いたレトリックである。その意味で、このパラドクスはああいう小難しい解釈を必要とするものではなく、「ミクロの現象は確率で説明されるが、結果的にはマクロの現象と連結しており、猫の生死は観測の如何に関わらず決定している」というマクロとミクロの関係性を端的に示す寓話と考えるべきだろう。

その意味と統計力学とを含めて、南堂氏の解釈はちょっと片手落ちのように思う。

ま、僕が浅学故に見誤っているのかもしれませんけど、一応感想まで。